見出し画像

他人事ではない!?暴力団と接点を持ってしまう可能性【相棒22 #9 男の花道】

今回は暴力団の話でした。
予告を見て「内村刑事部長はどうなるのか!?」と
気になった視聴者の一人です。

最近見るようになった人へ。
内村刑事部長は3年前、鉄パイプで頭を殴られ、
性格が変わりました。こちらの放送回です。

それまで目の敵にしていた特命係を
手助けするようになったり、暴力団員の人に対してはやめることを勧めてきたりしました。

この事件は前の相棒である冠城亘が出ていたため、
season21で薫が帰国した時は知りませんでした。

視聴者目線で「部長はまた頭を殴られるのか」と
冷や冷やしながら見ていました。


・家族のような関係

良し悪しはともかく
暴力団員の組長と子分たちの関係を見て
「家族より縁が強い」と感じました。

いくら「関わったらいけないよ」と
周りが注意しても、
居心地が良ければ離れないと感じました。

何かしら心の隙があって、そこに居場所を見出したら、団員になってもおかしくないでしょう。

作中の彼らの様子を見てそう感じました。

・暴力団排除条例の結果

ドラマの中で条例の結果、
どうなったかが語られていました。

まずは、警察が事件の捜査上、彼らから情報を得るのが難しくなったことです。
小料理屋「こてまり」での会話で出てきました。

今回出てくる、内村部長がまさにそうでした。
作中に、暴力団の組長とテレビ電話をしてるシーンが出てきます。

次に、反社会的勢力は日常に溶け込み、一般人との見分けがつかなくなってきています。
知らぬ間に接点を持つ危険性が高まっていると実感しました。

今回出てくる弓生は、青年実業家です。
融資をしてくれたのが暴力団だったことがきっかけで、今回の事件が起こりました。
巧妙に近づいてくるのを実感しました。

この条例ですが、
私が住んでいる福岡県でも話題になりました。
工藤会や道仁会など、
大きな暴力団の組織があったからです。

当時、ニュースを見ていた時は他人事だと思っていました。
しかし、今回出てきた弓生を見て「接点を持つ可能性があるのか」と恐怖を感じました。

・内村部長の行方(ネタバレあり)

相棒19では、部長が鉄パイプで殴られた結果、
人格が変わりました。

今回も頭を打つことには変わりません。
しかし、前回と違って「話の展開が雑」と感じました。

命は助かったものの、特命係に命令していた内容を忘れてました。
特命係を目の敵にする元の部長に戻りました。

元に戻ったとはいえ、以前ほど特命係を冷遇するのかと気になっています。

・感想

今回の事件の内容よりも、内村部長の変化と次回予告に気持ちが持って行かれました。

次回予告で、三代目相棒甲斐享の時代に出てた人が久しぶりに登場することがわかりました。
実は9年前の最終回、よくわからないまま話が終わってしまいました。

甲斐享が逮捕されたとはいえ、
その父親の甲斐峯秋は今でも出てきます。
右京が全く接点がないとは思えませんでした。

公式発表されていませんが、
甲斐享は出るのでしょうか?
役者自体が既に引退しているので、出ない可能性が高いですが気になります。

それはともあれ、9年前のモヤモヤが晴れることを願います。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?