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子どもの命とキャンセル料

旅行先でどこに行くか決めた。
仕事の休みをとった。
持ち物の準備をした。
さぁ、いざ旅行へ。

そう思ったのも束の間。
子どもが体調不良で中止になったという話をよく聞きます。

我が家の場合は、実家に帰省してる時に長男が高熱でダウンしたことがあります。

幸い実家は比較的街の方なので、当番医が見つかりました。
それでも実家にいる間ぐったり寝ていました。

その様子を見た私の両親が「こんな寒い時期にかわいそうなことをしてしまったね」と言いました。
それ以来、年末年始に実家に帰省するのはやめました。

比較的慣れた土地だったので病院を見つけやすかったけど、これが知らない土地だと思ったら怖くなりました。


・RSウイルス陽性の子どもの話

ある、Twitter の投稿を見て驚かされました。

内容は以下の通りです。

投稿者は小児科医。
患者は生後3ヶ月の子ども。
RSウイルス陽性、咳、鼻水はあるものの、哺乳力はあり自宅で過ごせそう。
そう思ったら、親から「明日、河口湖・富士山に行く」と言われた。
こんな体調で連れて行くなんて、赤ちゃんを殺す気かと言った。

うちの子供達は幸いRSウイルスには感染したことがありません。
しかし、保育所で話した人たちによると、子どもが感染して大変だったとのことです。
長期間の看病が大変だったとか、入院することになったなど、親子ともに大変な思いをしたという話は聞いてました。

しかもRSウイルスには、インフルエンザウイルスのように特効薬がありません。
症状を抑える薬を飲んで、回復を待つしかありません。

油断ならない感染症という認識です。

・行きたい気持ちはわかる

ただ、この親御さんが前々から計画していて、楽しみにしていたことを否定するつもりはありません。

そもそも私が気になったのが、「生後3ヶ月の赤ちゃんを連れて、実家でもない場所に遠出するのは骨が折れないか」です。

息子2人とも里帰り出産しました。
生後2ヶ月を過ぎたところで自宅へ。
車で4時間かかるので移動一つ神経を使いました。
慣れているところから、自宅に帰るだけでもこの調子です。

特に長男が生まれた時は、外出時の持ち物一つとても気を使えました。
そんな状態の赤ちゃんを連れての旅行計画に驚きました。

特に病気をしていない子どもでもこんな状態です。
ましてや、RSウイルスと重症化するリスクのある状態で遠出するのは無謀としか言えません。

投稿者の医師も、返信や引用RTをしてる人たちも心配してました。
どうかこの子が悪化しないことを祈ります。

・初耳!キャンセル保険

初めて聞きました。キャンセルした時の保険があるそうです。
通常1週間〜3日前になると、キャンセル料が発生します。当日だと100%に。

特に日程ギリギリになると、キャンセル料が頭にちらつくでしょう。
そんな時の保険があるのを知りました。

調べてみたら、保険会社でやっているようです。

特に小さな子どもさんと旅行に行く際は、このような保険に入るのも一つの手でしょう。

・まとめ

子供の体調不良は心配だけど、楽しみにしていた旅行は行けないし、キャンセル料はかかるし…と気にする気持ちもわかります。

しかし、個人的にはキャンセル料以前に「体調不良の子どもを連れて行って、旅行を楽しめるのか」と疑問が出てきました。

幸いなことに家族で旅行する時、中止になるほどの体調不良になったことがないので考えたことがありませんでした。

対策として考えられるのは、普段から子供だけでなく私たち大人も体を整えることが大事です。
それでも急な体調不良をやトラブルなどで、旅行が中止になる可能性があります。

近いうちに遠出を考えていたのでちょうどいい機会になりました。

以上、ちえでした。
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