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学校へ行くことと学ぶこと

ここ数日、何度もあるYouTuberの記事が
目に付きます。
ここまでしつこく上がってくると気になるので、
読んでみることにしました。

YouTubeはよく見るけど、
俗に言う有名YouTuberについては正直疎いです。
知ってるのは、HIKAKINさんくらい。

・学校に行かないこと

小学校にほとんど通っていないというのは
なんとなく知ってました。

以前交流のあった方さんで
小学生のお子さんがいらっしゃる方がいました。
その方が時々話題にあげてました。

「エジソンじゃないけど、小学校行ってない子がいるんだなぁ」くらいにしか思ってませんでした。
驚いたのがこの彼がもう13歳ってことです。
今年14歳になるようなので、中学2年生。

今の時代、学校以外にオンラインで学習できる教材や塾などがあるので、勉強だけならある程度代替が効くと思ってます。
親の負担が増えるのが難点ですが。

もしまともに勉強させていなければ、
小学1年生から長い期間をかけて
やり直しをしないといけないかもしれません。

彼のことでこんなに物議を醸しているのは、
学校に行かないことではないと思ってます。

・炎上商法の行き着く果て

一部の記事では反感を煽るような発言内容もあったため、見るに堪えませんでした。
この方のお父様が Twitter をやっているようです。
発言内容をちらっと見たら、常に誰かと対立してるような発言ばかり。途中で見るのをやめました。

この不登校YouTuber本人も、
自分に意見する人はみんな敵と
言わんばかりの煽り方。
これではファンだった人が離れても
無理がありません。

子どもがYouTuber になることは
悪いことではなりません。
しかし、記事の内容が事実なら
長期的に続けていくのは難しいと感じました。

何も勉強も学びもしてこなかった人間に、
そんなネタが思いつくとは思えません。

・為にならない動画は見ない

このニュースのコメントで「YouTube見る人は学びや教訓なんて求めてない」という書き込みがありました。それについて一言反論を申し上げます。

「楽しい気分にも学びにもならない動画なら
わざわざ時間を費やして見ない」

これが私の本音です。

私が YouTube でよく見るのは、
本の著者さんのチャンネルや
資格試験の勉強動画がほとんどです。


登録してるチャンネルの一部


学びも教訓もない薄っぺらい動画に
付き合ってる時間はありません。
記事中のジャーナリストの人と同意見です。

・この親子を生み出した背景

他の方の意見の書き込みを見ながら、
「この親子を生み出した背景ってなんだろうか」と考えました。

コメントの書き込みを見ると、
「子どもを学校に行かせるのは義務。行かせないのは、親の怠慢」と息巻いてる人がたくさんいました。

言いたいことはわかるけど、違和感がありました。

私自身、中学校まで学校が苦手な方でした。
今後の進路のことがあるから仕方なく登校。
同級生で不登校になった人が毎年いました。

当時のことを振り返ったら、
友達や同級生との付き合いや授業が嫌だったわけではなく「合理性のないブラック校則」に嫌気を差してたことに気づきました。

「私たちは人間としてもみなされてない」
「刑務所に入るよりマシだと思って過ごそう」と
子どもながら感じました。

ブラック校則について、
問題視されているのはいい傾向だと思います。
次世代の人たちに
こんな理不尽な思いをさせたくありません。

学校で起こってる問題が、
繋がっているのではないかと感じました。

・平均的な子どもしか受け入れる余力がない

発達障害の長男がいますが、
保育園の現場だけでなく、
学校現場も人手不足で余裕がないと肌で感じます。

それなのにやらないといけないことは、
昔より増えていると小学生の子がいる先輩ママから聞きます。

先生1人に対して上限35人です。
1人で35人の子供を見るのは難しいと感じてます。

そういう状態になれば教師側が、
「ちょっとでもはみ出た子なんて対応できない。みんな平均的な子ならいいのに」となっても不思議ではありません。

長男みたいな子は、
真っ先に排除されると感じてます。
そんな息苦しさも、
1つ原因としてあると感じます。

よく話をする図書館の司書さんが
こんなことを話してました。
中学生の娘さんがいます。
「私たちの時代より「前にならえ」って感じ。息苦しそうに見える」と。

当時言われたのがまだ長男が赤ちゃんの頃。
今、この言葉が重くのしかかってます。

・感想

YouTubeのネタを作るためには、
ある程度勉強したり学んだりしないと
ネタが尽きると実感。

再生数稼ぎに炎上商法を使ってしまっては、
元々ファンだった人まで離れてしまうリスクが高いと感じました。

子どもの頃からYouTuberとして
稼ぎを得るのは悪いこととは思いません。
本が好きな子だったら読んだ本の感想を話すのもよし、電車やアニメが好きならどこがどう好きなのか話すのもありだと思います。

「わざわざ炎上商法をしなくても発信できるのに
こんなやり方をするのはどうなのか」と
この親子に対して思いました。

以上、ちえでした。
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