2023.6.19西日本新聞に掲載されました。
「伝統的家族はいつの時代の話?」
同性婚だけではなく、夫婦別姓の議論でも出てきました。
「そんなものを認めたら、国がなくなる」
「伝統的家族を壊したら、他の国の植民地になる」
天皇制を根拠にして、このような意見を見かけました。
・投稿文を公開
・わかってて使っているのか
伝統的家族と聞くと、安倍元総理を思い浮かべます。
この言葉が出てくる度に、「発言者は誰?」「この人の思想は?」とすぐに反応します。
知らない人なら調べますが、発信者のほとんどが右派とか、保守派とか呼ばれる人です。
一般の方なら、安倍元総理の支持者が多い印象を持ちました。
・時代をあえて明示しない理由
「明治(または大日本帝国)の家族観」と「伝統的家族観」を比べて印象が違うと感じました。
前者より後者の方が何となく古き良き時代を思い浮かべませんか?
イメージ戦略のために使っているのかと考えてしまいます。
この言葉を使う時は、定義をハッキリさせた上で使わないと「この人はなんて頓珍漢なことを言っているんだろう」と思われかねません。
私に使いこなせる自信はありません。
・まとめ
何気なく記事を読んでいて「この単語が出てくるなんて西日本新聞にしては珍しいなぁ」と感じました。
大学教授のインタビューとわかって納得しました。
ボンヤリしてるけど、何となくよさそうなイメージのある言葉は、注意しようと学びました。
意味がわからないまま使うことだけは避けたいです。
読み手になったら、「何を主張したいだろうか」と注意します。
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