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今日のファッションの原型?【ココ・アヴァン・シャネル】

今では世界的なブランドであるCHANELの創業者、
ガブリエル・シャネルが
ブランドを立ち上げる前の話です。
※ココはニックネーム。

当時、シャネルのファッションが
どれだけ画期的だったのか、
私は知りませんでした。

・当時のフランスの服装

豪華な装飾のドレスに
コルセットでウエストを締め上げるのが主流。
帽子もつば広帽子です。
この着飾った姿が富と名声の証。

高校生の時、世界史を履修。
授業の一環で、マリア・テレジア、マリー・アントワネット展に行く機会がありました。
ヨーロッパの身分の高い女性の服装は
まるでお姫様のドレスみたいでした。

ココは、愛人のバルザンの家にいる時に
乗馬をしていました。
上流階級の人々がするものだったものの、
女性たちは横座りしないといけませんでした。

そこでシャネルは
現地の仕立て屋に自分の体形に合わせて
乗馬用のズボンを作るように求めました。

これはズボンが明確に
男性用のものであった当時としては
突拍子もない話でした。

・リトルブラックドレス

1926年にシャネルで発表。
一時期読んでたVOGUEなどの
海外のファッション誌で知りました。

黒のシンプルなワンピースと言うイメージ。
なのに不思議と華やかさを感じました。

今でこそ黒い服が珍しくないけど、
当時は黒い服は喪服くらいだったので、
画期的でした。

アーサー・カペルとの会話に、
「究極の色って何だと思う?」と言うシーンがあります。
そこで黒が登場。

シンプルなファッションが美しい。

ファッション界の
ミニマリストの先駆けではないかと思いました。

・「わたしは仕事が欲しいの。自分で稼ぎたいの」

今、ママ友や友人から聞いても
「あぁ、そうなんだ」と済ませるでしょう。

しかし、当時のフランスでは
女性が働くことは一般的ではなかったようです。
多少の差はあれど、
日本とあまり変わらないなぁと感じました。

自立して働く女性が増えてきた頃に
シャネルのファッションが登場しました。

時代の変化とファッションを並行してみると、
今まで見えなかったものを発見しそうです。

・感想

ワタナベ薫さんの
『凛として生きるための100の言葉』にも
ココシャネルの言葉が登場しています。

名言集に出てくるファッションデザイナーっていう印象しかなかったです。

こんなに時代を先駆けする女性が
いたんだなあと驚かされました。

映画では、ブランドが立ち上がるまでの
エピソードで終わってますが、
書籍で一生は書かれている本がないか、
探してみようと思います。

ブランドはシャネルだけでなく
他にも有名なブランドがあります。
歴史を調べてみると面白そうです。

以上、ちえでした。
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