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「いつもは勝つけど たまに負けるのは悪くない。」その3.


流行り病い?だったのかしら。


そもそも流行りに疎いあたし、
こんな流行なら尚、乗りたかねぇわな。

まんまと風邪の「邪」を取り込んだあたしの身体は、得体の知れない未知との遭遇に
60兆個の細胞が驚いてたわ。

あ、最近では37兆個って言われてんだっけな、細胞。


まあ、とにかく沢山驚いたってのよ。



「高熱は10年前のインフル以来。」

その1.ではそう書いたけんど

それとは比べられないくらい
とにかくしんどい。

レベルが違うわ。


これを我が国では"レベち"と言う。




ソレが入り込んだのはオールアットワンス、

突然あたしの全てを狂わせやがったわ。

入りこんでから僅か2時間後くらいに
「これは様子が違うな....」

そんな風に思ってしまったから
そっからの速度の速いこと速いこと。


そうよね、
あたし自分で取り込んぢまったのよね。



その基盤は出来てたのよ。

前の週から無茶なことしてた。


近頃のあたしときたら、
アレもコレもやりたいわけ。

その全てが線となり繋がるって知ってるからね。

考えると楽しくて仕方なかった。


あたし、楽しいと歩みを止めることができない病いなのよね。


詰め込み過ぎとはよく言ったものだわ。

そおね、
郵便局のレターパックライトは中身4kg以下しか入れちゃダメなのに、
あたしったらその倍....いや、更には倍は詰め込んでだと思うわ。

あ、レターパックって便利よね。


話しがスライスしたので戻すとして。

スライスね、ゴルフのさ。


そう、そのくらい詰めに詰め込んで
日々を過ごしてたわけ。

しんどさも何も感じて無かった。

鈍感になってたのね。
不感症よね、全くだわ。

自分の身体の悲鳴を聞こえないふりしてた。

楽しかったのよ、あたし。

だから、
風邪になんか罹りゃしないと思ってたの。


でも、みるみる具合悪くなってね。


「あなたの風邪はどこから?」なんていうCMまで頭をよぎったわ。


嗚呼、あたしの馬鹿。
馬鹿馬鹿馬鹿〜

自ら拾いにいくとは思わなんだ....


知らぬ間にしっかりと風邪を引いてくる準備を整えてたのね、あたし。

因みに「馬鹿」のルーツはサンスクリット語で
無知や迷妄の意味「莫迦」なんだってさ。


〜続く。


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