stillichimiyaが放つ異彩

virtuarawというヒップホップ系のミュージシャンが多数出演するオンラインフェスを視聴している。
様々なミュージシャンの中で自分が普段から好きなstillichimiyaというグループが異彩を放っている。

他のミュージシャンは自分が観ている限りではほとんどクラブやライブハウスで演奏をしている。
stillichimiyaだけは、一宮特殊対策本部と名づけられた掘建て小屋のようなところで、DJが妙にチルアウトなタイのクラブミュージックを流し、山菜の天ぷらを作ってみんなで食べる動画を流している。
時折、「閣下」と呼ばれているにもかかわらずそこまで閣下風の格好をしていないミスター麿さんが後ろの方をうろうろしている。

「タラの芽のおいしさはガツンと来る感じではなくてふわっと香ってくる」みたいな雑談をしている。
しかもお客さんに見せるために喋り倒すかんじでもなくわりとみんな無口で淡々と日常会話をしている雰囲気である。

あとは焚火もしている。
ビッグベンさんは山梨から沖縄を目指して走っている途中だという。
ワイプで走っている映像が流れているが他のメンバーはさほど気にせず淡々と山菜の天ぷらを作っては食べ作っては食べしている。

試聴しているとなんというか、シュールを通り越してこれが普通のことのように見えてくる。
明日(今日)の14時からは彼らのライブがあるので、とても楽しみにしている。