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男女平等のベンチマーク

社会人になったからか、オンラインコミュニケーションをメインに活動するようになったからか、わからないけど、最近言葉を意識するようになった。

そして、忙しかった一週間を終え、一人酒をして、ぼーっとしている時に不意に、ある言葉に違和感を持った。

性行為を表現する際、男は、「抱く」という能動の表現を用い、女は「抱かれる」という受動の表現を用いる。それはなぜなのだろう。

そもそも、性行為は、対等の関係で成立しているものではないのかと。

ふむ、なかなかよくわからないな。。

そうして考えているうち、それは家父長制の名残から来ているのではないかという自分なりの結論に至ったのだった。

まあ、そうだとすれば、言葉が関係性を規定している道具だと思っているので、男女間にまだ男性優位の思考が無意識に働いているんだろーなと。

というわけで、この用法が変化することがある意味男女平等のベンチマークなのかもしれないと思ったわけである。

まあ、男女平等のことについては、いろいろ議論があると思うので、それはさておき、

つらつらとここまで、まとまりのない文章を書いたわけだが、結局何が言いたいのかというと、社会問題を大きく語るのも悪いことではないが、まずは、社会にあるものの関係性を規定する「身近な言葉の用法」から見直してみることも大事なのでは、ということである。





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