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読書メモ:「私が野球から学んだ人生で最も大切な101のこと」 著作野村克也 

前書き

現在39歳で、小学生のころから野球が好きである。当時は、まだ公園で野球の試合ができた時代で、少年野球のチームには入っていなかかったもののたまに同級生と集まって野球をしていた。
「パワフルプロ野球」が発売されたのもちょうどこの頃で、今年30周年も迎える。
小学生の時のプロ野球と言えば、日本テレビで巨人戦を放送しており、監督は長嶋監督であり、ヤクルトの野村監督であった。野村監督といえば、ID野球を掲げ、ヤクルトを強くした監督であるが、同時に人間教育も掲げて指導していたこともあり、著作が多い。しかし、なかなか野村監督の本を手に取ることはなかったのだが、時間ができたため、近所の図書館に行き、1冊に読んでみた

「私が野球から学んだ人生で最も大切な101のこと」

感想メモ

出版されたのが2011年7月、東日本大震災後であり、野村監督が楽天の監督を退任された後である。
両面見開きで、大切なこと1つがまとめられており、本としても非常に読みやすくなっている。集大成とされており、野村監督が本や講演会でお話しされてきたことがまとめられているが、とても勉強になった。
私自身、仕事ではリーダーを任されているが、管理職ではなく、組織を管理するほどの権限もなくとても中途半端な立ち位置だと思っているが、将来的には組織を束ねていきたいと考えている。その際にどのような組織・チームを作っていきたいか考えることがあり、以前から野村監督のチーム作りの話を聞いて参考(目的意識の共有、中心なき組織は機能しない、つなぎ役の重要性等)にしていた。
(現実的にはサラリーマン社会で、野球のメンバーが集まるとは思えないが)
また、「ID野球」を掲げていたが、2024年現在のプロ野球やメジャーリーグではさらにデータが細分化され、重視されるようになっている。それでも野村監督のデータへの考え方は、古びることなく今でも通用すると思うが、野村監督が存命であったら、どのようにデータを活用しチームを作りに反映していくのか気になった。










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