見出し画像

心の底を映し出すもの

えー、柄にも無い『丸文字』書いてる!(笑)

この丸文字を書いていたのはあるIT関連の社長さん。
私の友人が本人の外見とのギャップに驚いて発した言葉でした。

ロマンスグレーのダンディな社長は声も素敵。長身で物腰も
柔らか。仕事もできるキレ者でした。

ところが・・・字が最悪でした(笑)

私は単に下手なんだと思ったのですが、よくよく思い返すと
確か丸文字っぽくて幼い感じがしたのです。

理数系の人は、読みやすいように丸っぽい数字を書きますが、同じようにひらがなや漢字も読みやすく「ハネ」や「払い」を無くした活字のような丸文字を書く人が多いような気がします。(実は私の姉もバリバリの理数系ですが、大人になっても丸文字です。)

今の時代、昔のように他人がどんな字を書くのか知る機会はすくないですね。
仕事の場ではPCで入力ですし、署名よりも印鑑だし。
たまに会議でホワイトボードに各自に驚いたりはしますけれど・・・。

私自身は、中学生の頃は毎日宿題で原稿用紙1枚分を手書きしていました。
しかも原稿用紙は縦書きですから、字の上手い下手が顕著になります。
その後大学生の頃もノートに鉛筆やカラーペンを使って先生の言ったことや板書をものすごい速さで書くのが得意でした。
そして、かなりの文具フェチです。
文具店で書きやすい鉛筆や気持ちよく消せる消しゴムを探すのが好きでした。
中学生の頃のお気に入りは「uniのB」の鉛筆。なめらかな書き心地が好きでした。
そして、高校生になるとより細かい字がきれいに書ける製図用の「STAEDTLER」ステッドラーの2Bを使っていました。専用の鉛筆削りも買い、常に芯の先端は尖らせていました。シャープペンも一時使っていましたが筆圧の加減ができる鉛筆の方がやはり書きやすい気がします。

そんな私も最近はめっきり手書きをすることは無くなりました。
この原稿もスマホやPCで書いていますし、年賀状も3年前に辞めましたし、手書きするのは買い物メモ程度でしょうか。そのメモは伊東屋のリーガルパッドを使って、青のフリクションペンで書くようにしています。
黄色いメモに青いインクだと覚えやすく、見やすいような気がします。

冒頭の字が子どもっぽいダンディ社長ですが、見方によってはその丸っぽい字は彼の心の幼さを表しているようです。
芸能人で達筆だな~と思うのはEXILEのTAKAHIROさん。イケメンな上に書道は八段とか。段はとにかく書を書いているのをテレビで見て本当に素敵💖と思いました。

その人の隠れた本質や心の幼さを判断するのに、機会があったらその人の手書きの文字を見てみると良いかも知れませんね。
可愛い丸文字を書く人なのか?それとも思いがけず「達筆」だったりするとぐっとその人を見る目が変わるかも知れません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?