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土曜日は仕事についてVolume6~エッセイ風に~

noteで文章を書くとき
①ですます調
②である調
③自分語り調
どれを選択するか、自分の中でまだ定まっていない。
①と②は読者を想定して書いていると思う。
丁寧な言い回しを心がけ、読者が不快な気持ちにならないようにする。
でもそれってちょっと嘘が混ざっているように感じる。

嫌われたくない
スキがもらえるように、という打算が働く

たまに、③自分語り調で書くことがあるが、それが素の自分に一番近いと思う。
で、今日は仕事の話。
長年やってきた仕事について嘘偽りなく書きたい。
自分をいいようにも見せたくない。
なので、今日は自分語り調でいきます。

ここ最近
正直、いつでもやめたい
と思って働いている
なんとか気持ち奮い立たせて職場に行く。
行ってしまえば、体が勝手に動く。
本来、人見知りが激しい性格
職場では立場もあり、普通に会話できるが、プライベートでばったり会っても、話せない。笑顔も作れない。顔が引きつるのが自分でも分かる。
心を許せるのは、ほんの数人。
片手で数えられるくらいだと思う。

夫としての顔
父としての顔
仕事人としての顔

ほんとは一人で黙々とできる仕事の方が向いていると思う。

店長の仕事の中で、9割大事なのが、採用と教育。
採用がほぼ9割
残りの1割が教育
だと、僕は思う。
その教育の話

客席で、コーチングすることが増えた。
二人並んで座って、話をしたり話を聞いたり
働いているスタッフの動きを観察して、実況中継しながら動きの解説をする。
店舗ビジョンや、大事にすることを話す。
自分の経験を交えながら。
相手が何を考えているか。
あの場面で何を考えていたか。
じっくり聞いてみると、思いがけない答えが返ってきたりする。
あ、そういうところまで考えていたんだと、感心することもある。
人にもよるが、熱量の高い人にコーチングをしていると、お互い有意義な時間を過ごせたと思う。
有意義な時間が過ごせたなと思える人は熱量が高い、とも言える。
「有意義に過ごせたな」と思えるコーチングをしたとき、
あ~、やっぱりこの仕事楽しい
と思える。
だから、自分で自分が分からなくなる。
いつでもやめてもいい
いつでもやめたい
と思いながら、そういう時間を過ごせたときは
楽しいと思える。

他の店長もこの客席での時間を増やせばいいのに、と思う。
でもやらないそうだ。
「時間がとれない。」
が、理由だそうだが、僕は違うと思っている。

時間をとったところで、
2時間3時間熱量を持ってコーチングすることはできないのではないか。
最近そう思うようになった。
実は、これは僕の強みで、僕にしかできないことではないか、と思うようになった。
試しに、3時間与えてみたらいい。
何を話せばいいか
何を聞いたらいいか
分からないのではないかと思う。
続かないと思う。

コーチングの時だけスイッチが入る

欠勤やシフト変更をされる度

ほんとに辞めたいと思う。
特にコロナ以降、多くなった。
仕事中も休みの日も、電話が鳴る。
欠勤やシフト変更を告げられるたび、溜息が出る。
休みの日の電話の音は、この世の地獄とさえ感じる
妻にもなるべく電話を鳴らしてほしくない

シェアフルで随分楽になった。

シェアフルで対応すればいいか。
シェアフルは僕にとって精心安定剤
募集かけるだけでマッチしてくれる。
今までスタッフに電話かけて、お願いしてがストレスだったんだなと改めて思う。

匿名で、メールでクレームをもらったとき

真摯に受け止めようと思う内容と
そうではない内容がある。
誹謗中傷、罵詈雑言、人格否定、捨て台詞
本部経由で店に配信されるが、本部の人たちももう少し、オブラートに包めばいいのに、と思う。
やり場のない怒りに震える。
客に対しての怒りなのか
本部に対しての怒りなのか
多分、両方。

それでも続けている理由

好きになるんだよな結局
人は憎めないから
環境が変わることが嫌でも
新しい環境に飛び込めば
結局馴染むし好きになる
結局
人がスキになる

さむお語録

お店で働いてくれる人がいるから
頑張ってくれる人がいるから

心が通わなくなったら続けられない

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