私だけは私の味方
初めてお酒を飲んだ。
お父さんと一緒にちょっびっとのビール。
少し苦くて思ったよりも泡があった。
初めてブランドもののバッグをもらった。
小さいときに良いとこのお姉さんがもつって印象をもってたブランド。
それに見合う人になってねと言われた気がした。
かぼちゃのチーズケーキを食べた。
おじいちゃんからお小遣いをもらった。
こういう施しを受けられるほど自分は優れていないのに。
見るもの、食べるもの全部がすごく豪華なのに
素直に喜べない自分が、すごく嫌だった。
明日で私は20代になる。
もうこの身体を20年も使っているらしい。
それでもなお人間としてうまく生きられない自分や
自分の嫌なところに気付いていて
今更、と変えられてないこじれた自分を直視する時間が増えて
歳を重ねるのが怖い。
私たちの誰もがハプニングとか大きな転機に出会うと
なにかしらの成長がある。
しかもそういう機会に私は一度恵まれていた。
なのに今またぐちゃぐちゃした自分に戻ってしまってる。
過去にすがるのは嫌いなくせに
変わらない理由を過去のせいにしている。
うあ~いつまでやってるんだ自分よ。
私より優れてる年下の子をみてざらざらする、
でもそんなの自分が行動してないからなのよ。
身体能力、顔、スタイル、性格、、同じ条件の人なんていないのだから
比べる土俵にさえあがってない。
自分の悩みなんてたいていが努力、捉え方を変える、でなんとかなる問題。
だから変わりたいのなら自分からやるしかないのだ。
こんなことを書いていたらいつの間にか気持ちが上向いている。
こういう簡単なことでいいよね、きっと。
落ち込むことは何百回、何万回それ以上にこれからもあるのだろうけど
自分なりの励まし方を見つけて、生きやすくしてあげる。
私が感じてるこの気持ちを一番にわかるのはやっぱり私しかいないのだから。
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