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精麻の作品たち②

精麻についてお話しさせていただいてますが、
今回は精麻のお話最終回!
(今回の精麻熱弁の最終回です。今後もきっとぽつぽつ語っちゃうと思いますがお許しください。)
私が現在メインで作成している
『精麻で作るお守りピアス』を紹介したいと思います!

私がピアス作りをはじめたきっかけは
こちらに書かせていただいています!

ピアスを作成するにあたり、最初に試作したのは、やはりタッセル型のピアスでした。
なんと、奇跡的に試作第一号の写真がありましたꉂ꒰笑꒱

ピアス第一号の試作品

オニキスと組み合わせたタッセル型のピアスです。

ですが、自分のなかでコレだ!!と、ピンとくる作品がなかなか出来ず。。。
前記事でチラッとご紹介したひき撫で飾りミニをピアスにしてみました。

これまた写真は残っていなかったのでInstagramアーカイブから引っ張ってきましたꉂ꒰笑꒱

ミニひき撫で飾りのピアス

この頃、染め精麻にも出会いまして。

染め精麻

藍染、茜染、桑の葉染、渋柿染、紫根染、苺染の素敵な6色。
この素敵な色も生かして何か作れないか。。。と考えていたのですが、そこで私の興味を引いたのが水引でした。
梅結びや抱き合わじ結びなど、作りたい。。。とても可愛い水引たち♡
これ、精麻で作れないかな。。。と思ったのが今の作品を作るようになった始まりです。

抱き合わじ結びの精麻ピアス

こんな感じです!
最初はストーンをワンポイントでつけることが多かったのですが、最近ではストーンをつけずに精麻だけで作成することが多いです。
その理由としては、近場にストーンを購入できるお店がなく、お気に入りのコレ!というストーンに出会うことがなかなか難しいのです。。。なので、ある意味ストーン付きのピアスも出会えたらラッキー!の幻のピアスかもしれませんꉂ꒰笑꒱


ここからは、少し作成過程のお話をしたいと思います。

先に、私が精麻を扱うにあたり誰かに教えてもらったり教室に通ったりということはしていません。色んな情報を自分で集め、その中からコレ良い!!と思った方法を組み合わせオリジナルな方法で作成しています。

何を作るかで私は作成過程を変えているのですが、ピアスを作る時には、まず、精麻を水に浸し水入れをします。
まだ実践したことはないのですが、この水入れの作業の時に湧き水で水入れをしたらちょっとまた輝きが変わるのではないかと密かに思っています。。。
水入れをして、麻を丁寧に根気よく解いていきます。すると、とても細くサラサラ繊細なとーーーーーーっても美しい姿になります。

それが、こちら。

これまた、アーカイブから引っ張り出したものですみません。

これ、ほんとにいつも見惚れてしまって、美しい以外の言葉が見つかりません。
なんか、凄いエネルギーなんです。生命というか。生きてるって感じるというか。憧れというか。あの感じをどう表現したら良いのか。。。
とにかく!!一言で言うと『美しい』一択です。
そして、この状態になったものが美しすぎて毎回しばらくぼーっと見つめてしまいます。もうこころ掴まれっぱなしです♡

で!!!!ここから綯う(なう)作業に入っていきます。
綯う作業は瞑想そのもの。
綯うについてはこちら

私は、綯う作業はいつでも出来るわけではなく、自分の心が落ち着いていてきちんと精麻と向き合うことができる状況ではないとなかなかこの作業は出来ません。
ピアス用の精麻を綯う時にはすごく細かな作業となり、指先の感覚で太さを均等にしながら綯い続けます。ですが、これがまた不思議で一回始めると時間も忘れ綯っています。ひどい時には、朝家族を送り出し、一通りの家事を済ませ10時頃から作業を始めますが「ただいま〜」と帰ってきた息子の声で「え?!」もう16時?!ってなんてことも珍しくありませんꉂ꒰笑꒱

そうして綯った麻紐がこちら。

麻紐
麻紐

相変わらず写真が下手くそで伝わらないのはごめんなさい🙇

こうして出来上がった麻紐は火入れをして完成となります。
完成した麻紐を編んでピアスにしていくのですが、ここでいくつか紹介したいと思います。

ここからちょっと作品の写真が続きます。

桑の葉染め精麻
桑の葉染め梅結び
藍染め抱きあわじ結び
茜染め梅結び
茜染めあわじ結びロング
苺染めあわじ結びショート
(左)生成り(きなり)・(右)渋柿染めタッセル
(左)紫根染めと生成の抱きあわじ・(右)生成り相生(あいおい)結び

こんな感じで作成しております。
同じ結び方でも色が違えば印象も変わるし、色の配置が変わればコレもまた印象が変わります。

茜染めの梅結び

両方、茜染めと生成り(きなり)を使用した梅結びですが、だいぶ印象が変わります。

色々組み合わせるのも楽しくて、これまた時間が過ぎるのがあっという間です!

同じ物を作成していても全く表情が違って出来上がります。
天然素材のため、精麻一枚一枚雰囲気も色も違います。(全て美しいです。)
染めてある精麻についても天然素材で染めているため同じ色を仕入れてもその時々で色合いが異なるため同じ色は二度と無いんだろうなと感じています。
そのため、同じ物を作って欲しいと言われても難しく、全てが世界に一つだけの作品となります。そのため、自分の気になる一つに出会えてもらえたら嬉しいな〜♡と思いながら作成しています✨

以上!精麻について、熱く語ってみました!


語り出すと、アレも語りたい!コレも語りたい!ってスイッチが入っちゃいますねꉂ꒰笑꒱

次は、精油とアロマスプレーについて、語ってみようかな〜
では、また次回!
したっけねぇ〜♡




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