自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。 本譜は▲93角成としたが、△86飛とぶつけられてみるとあまり1手としての価値がなく、あまり良くなかった。 ここは▲15歩とすべきで、以下△同歩▲18香打△14香▲25銀△13銀▲14銀△同銀▲17香打、が一例で先手微有利。 実戦はその後、端攻めを狙っていったのだが、先ほどの手順に比べて自陣に飛車を打ち込まれた状態であったため相手からの反撃もきつくなってしまった。 最後は王手に対する玉の逃げ方の二択で間違ってしまい、負けてしまった
自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 本譜は△33銀とした。相手の飛車は歩で取りきりたい、と思っていたのでそれまではなるべく駒交換はしない方が良いと思っての指し手だったが、ここは△55同銀~△27銀と飛車を取った方が良かった。 本譜は△45馬としたが、この手自体が次の狙いに乏しいのであまり良くなかった。 ここは△28飛とすべきで、以下▲29歩△同飛成▲95歩△57歩▲68金寄△56桂▲94歩△92歩▲22飛△68桂成▲同金△31金、が一例で後手優勢。 本譜は△62馬と
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車からの逆棒銀。 本譜は△25銀としたが、▲33角成△同桂の形にされて将来的に桂頭から反撃される形にされてしまいあまり良くなかった。 ここは△66角と先にとっておいた方が良かった。 これは、桂頭が狙われないというのに加え、▲65歩の1手を指さないと再び▲77角から飛車のコビンを攻めることが出来ない、というのも大きい。 本譜は△44角としたが、そこで▲23歩△同飛▲44角△同歩▲41角とされていたらこちらが苦しい展開だった。 ここは強く△
自分が先手、戦型は相中飛車。 本譜は▲85歩としたが、この瞬間が少し甘く、相手に△56歩と反撃のチャンスを与えてしまっているため、あまり良くなかった。 ここは▲93同香成とすべきで、以下△同桂▲56歩△同銀▲94歩△85桂▲33角成△同桂▲84銀△87歩▲98飛△97歩▲83歩△71玉▲58飛△57歩▲48飛△94香▲75歩△67銀不成▲74歩△同歩▲82歩成△同玉▲93角△92玉▲73歩、が一例で先手有利。 先手の攻め駒の数的に結構ギリギリの攻めではあるが、どこかのタイミ
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。 序盤相手がこちらの逆棒銀を警戒する駒組をしてきたので、じっくりした展開に。 本譜は△61金としたが、後に木村美濃に組み替えたことを考えると金引きは1手パスになってしまった。 本譜は△62金左としたが、少し大人しすぎたし、その後の金冠への組み換えをした手がかなり危険な手だったためそこで将棋が終わっていてもおかしくなかった。 ここは△24歩とすべきで、以下▲95歩△同歩▲24歩△同飛▲94歩△33桂▲95香△92歩▲27歩△35歩、が
自分が先手、戦型は中飛車対超速持久戦。 この局面、直感的には▲54飛から▲43銀で良さそうだと思ったが、△23玉▲54銀成△36歩の時に何を指していいかわからず踏み込めなかった。 しかし、やはり直感は正しく、踏み込むべきだった。 先ほどの手順の△36歩の時に▲43金と絡んでいくのが良い手。 以下、△37歩成▲同金△35歩▲44成銀△同金▲同金△34銀▲36歩、が一例で先手有利。 本譜の▲53歩でもまだ勝ちではあったが、玉を上に逃がす攻めなのでミスが起こる可能性が上がってし
自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。 ここまではまずまずの展開。 本譜は△74歩とした。これは次に△73桂としてから△84桂の設置を狙ったものだが、少し手数がかかってしまいその間に相手に動かれてしまったのであまり良くなかった。 ここは△84桂とすべきで、以下▲85銀△74銀▲84銀△同歩▲75桂△65歩▲63桂成△同銀上▲77銀△64桂、が一例で後手有利。 本譜は角が間接的に飛車に睨まれている状況が嫌で、△26角としてしまったが、完全に1手パスだし、意味のない手だった。
自分が先手、戦型は相振り飛車で、中飛車→▲66角型向かい飛車対三間飛車→向かい飛車。 本譜は▲68金としたが、ここは桂を持ち駒にしたことを活かして▲84歩から攻めた方が良かった。 以下、△同歩▲96桂△61玉▲94歩△64香▲93歩成△同桂▲48角△54歩▲84桂△83歩▲94歩、が一例で先手微有利。 難しい局面が続いていたが、この局面は実はチャンスを迎えていた。 チャンスを逃さない1手が▲83歩成。以下、△61玉▲19香△25龍▲92と△46歩▲同角△55歩▲89飛、が
自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車、速攻飛車先歩交換型。 本譜は▲35銀から2筋を攻めていったが、△56飛と歩を取られた局面を見ると、いつでも歩の連打でこちらの飛車の利きを止められてしまうので、攻めの継続が結構難しかった。 結局実戦はその後、こちらが相手の攻めを抑え込めるかどうかの勝負になったので、それなら図①の局面で▲48銀とした方が良かった。 以下、△33銀▲58金右△32金▲37銀上△31角▲35歩△74飛▲57金△44銀▲66金△84飛▲57角、が一例で先手微有利。
自分が後手、戦型は中飛車対居飛車力戦▲45桂速攻。 本譜は△44角とした。これは▲24歩から横歩を取られた時に△33桂と指せるようにしたものではあるが、▲45桂が安定した駒として残ってしまうのであまり良くなかった。 ここは△22角とすべきで、以下▲24歩△同歩▲同飛△23歩▲34飛△41玉▲54飛△62銀▲55飛△44歩、が一例で形勢は互角。 △22角とすると横歩を取られた時に△33桂とはしづらくなるが、△41玉とすることで次に△44歩から桂取りを見せることが出来る。 本
自分が後手、戦型は相中飛車。 この局面はまだ序盤ではあるが、本譜の手順はちぐはぐになってしまった感じがあり良くなかった。 ここから選ぶ展開としては、 ①△26歩から歩交換をして△21飛と構える。 ②△35銀から歩だけでなく銀交換もする。 どちらかを選んだ方がスムーズに△21飛の形に組むことが出来て良さそうだった。 本譜は△18歩としたが、2筋の駒が渋滞気味であまり効率の良い攻めではなかった。 ここは△28歩成とすべきで、以下▲同銀△27銀不成▲16歩△28銀不成▲49玉△
自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形角交換拒否型。 本譜は△73桂としたが、そこで▲45銀とされていたら△65歩が間に合っていない感じがしてあまり良くなかった。 ここは△65歩とすべきで、以下▲同銀には△88角成▲同玉△62飛▲66歩△73桂▲68飛△65桂▲同歩△33角▲55歩△52金左、▲77銀には△44銀▲58金右△63銀▲66歩△同歩▲同銀△73桂▲65歩△同桂▲67金△64歩、がそれぞれ一例で難解な形勢。 こういう形は、△65歩が早くつけるならついてしまった
自分が後手、戦型は中飛車対へな急。 本譜は△62角としたが、角の働きが著しく落ちてしまい良くなかった。 ここは△53角とすべきで、以下▲46銀△64角▲47金△51飛▲35歩△同歩▲26飛△44歩▲同歩△34銀、が一例で難解な形勢。 ちなみに△53角に対して▲55角と歩を取ると△54銀▲88角△64角と桂取りの先手で角を出ることが出来るので得をすることが出来る。 そして、先ほどの手順中△44歩の打ち捨てをしたのは△45歩を打つ空間を開けるための手筋。 本譜は△84桂とした
自分が後手、戦型は相振り飛車で、中飛車→△44角型向かい飛車対三間飛車→向かい飛車。 本譜は△44銀としたが、ここは△26歩からの歩交換が成立していた。 以下、▲同歩△同飛▲17角で両取りがかかって悪いという読みであったが、△22飛▲53角成△55角と進むと後手良しの局面だった。 本譜は△42金としたが、ここは△45桂とした方が良かった。 以下、▲46銀には△26歩▲同歩△57桂不成▲同銀△55角、が一例で後手有利。なので▲48金とするくらいだが、△37桂成▲同金△62玉
自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形、角交換型。 本譜は▲86同銀としたが、△73桂とされると銀の進出が難しくなる形であるのと、相手玉の横が開いている形なので、▲86同飛とする方が良かった。 ▲86同飛以下、△同飛には▲同銀△87飛▲82飛△52金右▲79金、が一例で王手の先手で飛車を打てるので先手微有利。 また、△85歩には▲88飛△44角▲78金△42銀▲66銀△86歩▲46角、が一例で形勢は互角。 本譜は▲55馬とした。次に▲42香からの攻めが早そうに見えたか
自分が先手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形、船囲い。 図①の局面は飛車交換も出来て馬も▲81馬~▲36馬と自陣に引き付ける順があるのでまずまずな形勢だと思っていた。 ただ本譜の▲91馬が悪手で形勢を損ねてしまった。 というのも、△87歩成が思ったより痛く、その後△87飛成と金を取られても1手稼げると思っていたが結局▲59歩と受けに手を回さなければならないのでは駒損だけが残ってしまい良くなかった。 ここは気が利かないようでも▲86歩と手を戻すべきで、以下△89飛▲79飛△6