『今宵、月が見えずとも』ポルノグラフィティさん
自由を求めて
何にも縛られたくなくて
誰かの決めたレールの上なんか
絶対歩いてやるもんかって
気持ちだけは一丁前なのに
実際に行動する覚悟も度胸もない。
目の前に現れた
壁を乗り越える気力さえない。
自分は天才だと
やれば出来るのにやっていないだけだと
言い聞かせ
本当は何も出来ない弱い自分から
目を逸らし続けた結果がこれなんだろ。
好きな人1人大切に出来なくて。
自暴自棄になったって誰も助けてはくれない。
何者かになりたかった、
だけどその努力はしたくなかったんだ。
生まれた瞬間から特別な何者かだったら
どんなに楽だっただろう。
ああ、もう全てを無にしたい。
真っ白な世界へ。
まぶた閉じれば広がるのは
黒か白か。
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