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誕生日の思い出は何ですか?『お誕生会クロニクル』を読んで


『お誕生会クロニクル』著者 古内一絵


誕生日それはきっと誰もが
自分自身に向き合う日
一番好きな人たちと向き合う日
子供時代は友だちと
若いころは恋人と結婚したら夫や妻そして子供と

小学校の図工教諭の尚子
その学校では友だち同士の誕生会が禁止され
その原因を作ったとも言えるヤンママの美優
楽しみだったお誕生会が出来なくなり、納得できないと嘆く姪のためにサプライズパーティーを計画する湊(みなと)

ドールハウスが欲しいとねだられ
娘のために手作りドールハウスを作ったが喜んでもらえなかった孝雄

実家から離れた土地で5歳になる双子の息子を育て奮闘する多香美

認知症の母を引き取り面倒をみながらも
小学校の学年主任をつとめる文乃
それぞれの誕生日まつわるお話

東北大震災痕跡やまだまだ落ち着かなず、
コロナの発生したばかりの時の状況
そして、日々の暮らしの中感じる
苛立ち、悲しみ、むなしさ、
あの日の気持ち、真実、
親の思い、許せない心
それらと向き合い気づいたこと
前を向いて行こうとする気持ち

丁寧に描かれ、時には涙する1冊


小学生だった自分と母となった今、
職場での自分の立ち位置は? 

想いを重ねながら読めました。

きっと何かを忘れてる気持ちに
気がつかせてくれるはず

気になる方はこの本を手に取ってみてくださいね

最後にこの本の言葉を一部借りて

誕生日、おめでとう         この世界に生まれたすべての私たち  祝福しよう
大切な人たちと出会えておめでとう



ちなみに今年の私の誕生日はコロナ罹患
そして、数日間、息子のいなくなった部屋で隔離生活。翌日には熱もなく食欲もある
喉の痛みは酷いけれど、まあ、元気
折角の時間を大切にと、このnoteをはじめ
ただいま、毎日投稿継続中🌱

ここからは、

私の思い出話

私の小学校の時代もお誕生会で友達を呼ぶなんてことがあり うちの母が作るミルクシェイクが好評だったこと
卵と牛乳砂糖にバニラエッセンスを泡立て
あの頃はきっとお洒落な飲み物だったに違いない

お呼ばれした誕生会では
母がコーラを飲むと骨が溶けるという話を信じていのか、自分が好きではないのかうちでコーラを飲んだことがなく
はじめてのコーラにこんな美味しい飲み物があるのかと驚いた 

特別の日の思い出だから覚えていること
ちなみにその頃の時代背景は「ちびまる子ちゃん」と言えばわかるかな そんな昔話

そして現在
家族の誕生日は寿司か焼き肉の外食なので
誰の誕生日だったのかわからないくらい

特に食べ盛りの息子たちとの寿司屋は
いつも戦場のような慌ただしさ
おいおいそんなに続けて頼むのかい
まだ届いていない寿司もあるというのに
なぜ寿司やでポテトやラーメンを食べる
ジュースおかわりしすぎじゃないかい
と、ここで夫も負けじと生ビール追加
デザートからの寿司
そしてデザートっておいおい次男よ
えっ今いくらになった? と私。
これがわが家の誕生日

昨日、ボーナスも出たので
久しぶりに3人で寿司や
いつも2万円近くになるのに今回は半分位
長男の不在の結果になんか納得(笑)

そんな誕生だって幸せの時間に違いない🎵



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