タイムタイマーの活用方法について

やらなければいけないことに対して、タイムタイマーの活用が効果的かもしれない。


タイムタイマー社のタイムタイマー


特徴的なのは以下の点
・0になるとアラームが鳴る
・0になるまで、あとどのくらいあるかひとめでわかる

自分の使い方は以下の通り。

①「とにかく”着手”するために1分~5分で設定する」

やらなければというときに、まず「着手できない」という問題が、あまりにも多い。だから、まず「着手」するために、タイムタイマーを使う。
タイムタイマーは、時間を設定した瞬間に針が動き始める。小さな「カチ…カチ」という音が聞こえてくると、不思議と立ち上がって、やらなければという気持ちになってくる。
「あと3分でアラームが鳴るから、それまでに着手しよう」という感じだ。これはかなり感覚的なもので、実際に使ってみないと感覚はつかめないかもしれない。持っていない人は、他のタイマーで試してみよう。
ここで言いたいのは、あくまで「着手するためにタイマーを起動する」ということだ。「やり切る」ことには全くフォーカスしない。なぜなら、まず「着手」出来なければ「やり切る」こともできないからだ。
あくまで自分の場合ではあるが、いきなり「やり切る」ことを目指すと、途端にやる気が途切れて、別のことを始めてしまったりしがちだ。スタートから、やること全てが見えてしまって、その過程を想像して面倒になってしまうというという感じだ。
だから、あくまでここでは「着手」することを目指す。
要するに『これからやるという覚悟を固める』とも言い換えられる。
短めの時間で設定するというのも、着手は数分で出来るからだ。
「着手のための”準備”」に時間がかかる場合は、その時間も加味してタイマーを設定しよう。

②「次に”集中”するために10分~30分で設定する」

着手出来たら、次にそれを継続するために集中するフェイズになる。着手出来たら特にタイマーを設定しなくても集中を継続させられる人もいるかもしれない。そうでない人は、集中するためにタイマーを設定しよう。おススメの時間は自分の気力との相談になる。集中するために、そこまで気力が必要ではない場合(その作業自体が好きな場合など)は、30分以上の時間を設定しても問題ない。あまり好きではない作業で、少し気力が要る場合は、自分が集中を持続させられる時間を自分で想定して、設定しよう。
そして、ある時間でタイマーを設定し、作業に集中し始める。タイマーがもうすぐで鳴るというタイミングになったときに、もう少し出来そうだなという感じがあったら、針を戻して、延長しよう。もう難しいなと思ったら、アラームが鳴るまでは集中して、作業を続けよう。

③「②で集中が途切れたら休憩してまた①から始める、途切れない限りは②を継続する」

②で一度疲れて集中が途切れてしまうと、すぐにまた集中することは難しくなる。そんなときは休憩が必要で、そしてまた①から「着手」のマインドセットが必要になる。一度集中できたから、またすぐに集中できそうだという感じがあったら、いきなり②から始めてもいいと思う。

ポイント①「どんな作業をするのか、準備含め全て把握しているか」※重要

自分がこれから何をするのか、全て把握できていないと、いざ着手するというときに迷ってしまい、それだけでやる気が削がれてしまう。作業が複雑で把握しきれていない部分がある場合は、前もって作業の手順を紙に書くか、テキストでまとめておくといい。準備含め、作業の全容を把握した状態で”着手”することを目指そう。しかし、最初から全てを把握することが大変なときは、着手することだけにフォーカスしてもいいと思っている。

ポイント②「フェーズ別にタイマーを用意する」

”着手”のためのタイマーと、”集中”のためのタイマーは分けた方が効果的だ。視覚的に「今は”着手”(若しくは”集中”)しなきゃいけないフェーズ」というふうに自分の気持ちを切り替えやすい。同じタイマーを使うより、メリハリが付くはずだ。


まとめ

ここまで書いてきたが、タイムタイマーを使うなかで、それぞれに、自分のなりの使い方や考え方などが自然と生まれてくるものだと思う。
タイムタイマーをたくさん使えば使うほど、より良い活用方法が見えてくるものだと思うので、まず使ってみて欲しい。



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