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ピアノの敷板DIY

ピアノを購入して納期がもうすぐなのだが、今の家が古い家のためピアノを置く部屋は和室になる。

床が少し心配でいろいろ調べてみたのだが、建築基準法に準拠した家であればアップライトピアノくらいであればまあ大きな問題は起こりにくいということのようだが、一応自力でできる床保護としてインシュレーターと敷板を設置するのが良いらしいということに思い得た。

インシュレーターはピアキャッチという商品をネットで購入。定価よりもなぜかだいぶ安く購入することができて心配だったけどちゃんとしたものが届いた。

敷板も最初は購入する予定でいたのだが、自作する人もちらほらいるらしいというのと、買うと3万位するのが自作すれば材料費でぐっと安く作れるようだ、ということでド素人ながらDIYすることにした。

設計図はこんな感じ。ペダルを踏む部分も考慮した。

敷板設計図


早速、ホームセンターで下見をしたところ、よさそうな木材がいくつかあった。

ラワンランバー
シナベニヤ
MDF

いずれも1800㎜×900mmサイズの一枚板があり、厚みも概ね10mm以上ある。重量やしなやかさ、表面の加工処理にはそれぞれ若干違いがある。

選んだのはラワンランバーの15mm。決め手はほかの種に比べ厚さが同じようでも軽かった。軽い分強度が少し弱いみたいだけどインシュレーターもあるしということで。
あと、パンチカーペットを張るには表面は余り加工がない方が糊付けはしやすいという店員のアドバイス。

購入した材料は以下の通り。

1.木材  約15×920×1830mm 
2.パンチカーペット(切り売り)91×160cm
3.木工用ボンド

合計で7,000円を切るくらい。

木材は買ったお店で有料カットで直線のみの大枠はやってもらえたので、あとはくぼみの部分は店舗の工房と工具を借りて行った。

作業としては直角部分にドリルで穴を開けてジグソーでカットし、サンダーで研磨する。

慣れない工具と初めての木工DIYで上記だけの作業でほぼ3時間もかかってしまったが、最初は単なる木材だったのがサンダーを使うと角もなめらかにとれて全体もサラサラになって一気に質感アップ。

あとは自宅に持ち帰り、木工ボンドを表面に塗りたくり、カーペットをカットする前に張り付けて、ある程度乾いたら裁縫はさみで板の形に合わせてカット。

そしてできたものがこちら。

全体的に大分おおざっぱな作業でデザイン性もなく、細かく見ると、それほどきれいではないのだけど家庭用としては正直十分だし、自作の分愛着も沸く。

ただ、設計ミスが一つ。ピアノ椅子の足の幅が数センチ足りなくて中央部分を通らない。ここは通せる幅に中央部の寸法を調整すべきだったなと思った。

これでピアノをわが家に迎え入れる準備が整った。




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