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半年目の喧嘩と仲直りメソメソ君の女子力

付き合ってから半年が経過した律子と彼の話。今回は久々私がぴえんな涙を流した後に何故か彼がさらに豪快よく涙を流すという喧嘩なのかなんなのかよくわからない展開から仲を戻すという話。くだらないので気になる方だけ読み進めていただければと思います。

最近彼が私の家に泊まることが多くなったのだけど,初めての喧嘩というかいざこざから平日は泊まらずにちゃんと帰ろうということになった。

まあ理由は分かりやすく,次の日辛いから,という理由に尽きる。

さらに彼はバツイチで久々の一人暮らしを楽しんでいることもあり,私も楽しんで欲しいと思っている。

これに関してはバツ2の女子からすると相当羽根を伸ばして楽しみたいという気持ちがとてもわかるわけなので邪魔をしたくないのである。そう,我々は

自由

のために生きているのではないか?とアメリカの独立記念日を願う国民のような気分であることをもはやバツがつくたびに感じるのです。

と,そんなこんなでまたいつものお酒を飲んでという夜を過ごしていたら彼が急に言い出した。

「なんかここに泊まると腰が痛いんだよね。」

・・・・さらに

「人の家に泊まるの苦手なのよね。」

と。

私は,彼にネガティブなことを与えていたのか,,と思い泣いた。

「ごめんね。」

しか言えなかった。

なんで急に言ってきたのかは定かではないが,無邪気に言ったのだ。

実は無邪気が一番邪気であることを私は昔から知っている。

だから辛かった。

で,泣いたんだけど,なんだか涙を見せることが嫌で顔をすぐに洗った。

洗面所から戻ると,なぜか彼が泣き出した。私からしたら

は?????

である。なんであんたが泣くのよ。

で,なんとなく聞いたら

「好きな子を泣かせてしまった。」

と泣くのである。シクシク,メソメソ。君は女子かい?

これはまあまあずるいなと何故かこちらが男性心理となるレベル。

その特等席を取られると,こちらはもはや泣いていられない。

で,一旦は収めるわけで。

で,次の日の朝起きてから昨日起きたことが頭の中でリフレインされて,私は仕事のタスク的にまとめてみた。

そのまとめた内容を彼に送った。

そしたらすぐに連絡がきた。

「え,なんか流れた話だと思ったら違うのね。」

といやー違うに決まっているじゃないか!こちらは真剣に考えてるのである。

で,こちらとしての回答は

「いや,感情論で話したり,勝手に妄想とかしたくないからタスクとして処理をしたいのよ。だから箇条書きにしたから回答出してください。」

と。

内容はこんな感じ。

・腰が痛くなるとのことですが,マットは変えたし,でも大きさは変えられません。なのでうちにお泊まりはやめた方が賢明かもしれません。

・とはいえ,たまに一緒にはいたいです。そんな時は割り切ってホテルに行くのはどうでしょう。

・一人の時間を邪魔するつもりはないし,苦手なことをさせることはしたくないので貴方からのご意見をお待ちしています。

このようなタスク的話し合いが一番互いにとっていい付き合いをするための方法としていいのかなと私自身思っている。

要するに何が言いたいかというと,人は思いちがいや勘違いというのは”自分の感情”によって生み出すために起こるものだと思っているから。

だから,事実を客観的に捉え,そのネガティブ要素になりそうな事柄を話しあうことでより良い関係性が築けるのではと思う次第。

彼から「今夜は空いてますか?」

とラインがきた。

私「空いてるよ。」

仕事終わりに彼と会った。2人で歩きながら彼は言ってきた。

「ごめんなさい。反省。俺は本当は優しいはずなのに優しくなかった。」

私,「そうね,あなたは私に優しくないよ。」

彼「ちょっと考えたんですが,やっぱり泊まらせてください!」

私「腰痛くなるからやめた方がいいのでは?」

彼「いや,あれはりっちゃんがスヤスヤ眠れるように俺は小さくなってるのよ。」

私「。。。」

彼は表現が下手だけど行動は優しいらしい。優しいてなんだ?

言葉を拾う女性脳と行動で示す男性脳の違いでしょうかね。

私「とりあえずわかった。でも,私からは一緒にいたいとか言わないね。」

彼「わかった。」

で,今回の件は一旦幕を閉じた。

その後は,彼はやっぱり平日もうちに泊まっている。

行動で示す男子と,言葉を求める女子。

色々あるけど彼がやっぱり好きだ。

そして,泣かせちゃいけないな,と私がそこは男性脳となってしまうのだ。

すやすや眠らせようとする彼が愛おしくて仕方がないのである。




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