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恵まれていると思うとき

今日は予定では友達と延期になっていた映画を観に行くはずだったけど、昨夜彼女から電話があり、季節はずれの暑さに体調を崩してしまった、ということでまた、延期になった。

いつもよりもゆっくり起きた。
朝寝坊しても困る家族はいない。

コーヒーを飲みながらスマホを触る。
今日の予定はのんびりすること。

それだけでも幸せを感じる。

その他大勢でいることも苦ではない、むしろ世間に紛れることを第一の喜びとする一障がい者にとり、ごく普通の当たり前の生活を送れることの出来る幸せは例えようもない。
スタートライン、ゴールラインが健常者とは違う。介護中心の生活を送っているが、それでもそうできる幸せというものもある。苦しみももちろんあるが。

恵まれている人というレッテルを貼られることに怖さを感じて、その他大勢でいようとする人もいるかもしれないが、人の幸せを妬む人など友達になりたくないと思うなら、そんな人の評価など気にしないことだ。
私は障がい者の中では恵まれていると思う。
それは素直に思う。
卑下も謙遜もしない。
もちろん私程度の暮らしで恵まれているなどと失笑する人もいるだろう。
それも気にしない。
何より、思うこと、考えることを書ける場所のある幸せは筆舌しがたい。
そして、読んでくださる方がいる。

ありがとうございます。