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残された日々

娘たちと送り合うLINE。何げない日々の様子が伝わってくる。
あと何年こんな平和な暮らしが送れるだろう。
なんでも統合失調症の人は健常者よりも10年から25年寿命が短いそうだから、あと10年は生きられないかもしれない。
ニュースソースはネットで 統合失調症 寿命 で検索すればでてきます。61歳なんてデータもあります。そうしたら、あと半年もない。
平均よりも長く生き残ってしまう確率よりも短命の方が高い確率でおこる。

それでも私は生活を変えることはない。
土鍋で炊くご飯の美味しさ。
少ない予算でもやりくりすれば毎日肉や魚や野菜や果物が食べられる。
片付いた掃除の行き届いた部屋。
必要なだけの私物。
服も小物も最低限。
そういう暮らしを選び実践できる喜び。
明日天に召されたとしても悔いはない。
死は怖くない。
残されたものの悲しみを減らすために1日でも長く生きているに過ぎない。

つまらなくない?と自問してみる。
大丈夫と答える自分。

神を信じ、又半分神仏を信じていない。
教えは正しいと思う。学んできてよかった。
死後の世界は半分信じて半分信じていない。
薬でコントロールできる脳という存在を体感しているから、神仏、死後の世界を信じきれない自分を自覚する。
全て思い込みの世界だから。

ただ生死に関しては御心のままにというしかない。
いつまで生きられるかわからないけど、寿命まで精一杯生きようと思う。

こうしたかった、ああしたかった、そういうのは来世に期待しよう。
と言ってもそういう思いもないんだけど。