#40【🧘‍♀️インド哲学】手放すって？…考えるな。感じろ。

2024年5月2日 19:34

20240430

【細胞のザワザワ】

先日、キールタンのコンサートを聴きに行ってきました。

コンサートの主役は、
グラミー賞受賞歌手Ilan Chester（ハヴィ・プラブ）氏。
そして、講和は
ISKCONシリコンバレー寺院長の
Vaisesika Prabhu（ヴァイジェシカ・プラブ）
と、
お友だちの師匠であり、元救急救命士のサッチャデーヴァ・プラブ。

早稲田教会の素敵な会場に入って席に着くと、身体中の細胞が、ザワザワと動き出す感覚がありました。
くっついていた細胞同士が自由になって踊り出したような感覚です。
そして、ハヴィ・プラブのキールタンが始まると、細胞のその感覚は強くなるかと思いきや、どんどん静かになっていきました。細胞がザワザワと踊った後、音に揺られて落ち着き、緊張していた身体が柔らかく整った感覚でした。
この、細胞がザワザワする感じは時々ある感覚なのですが、魂レベルで深い喜びを感じた時に起こる現象だと思うのです。

左からサッチャデーヴァ・プラブ、奥様、ハヴィ・プラブ、ヴァイジェシカ・プラブ、奥様

【印象的なお話】

ヴァイシェシカ・プラブの講和では、「ネジの話」がとても印象的でした。

ネジは、それ一本では微力で何も出来ないかもしれないけれど、必要な場所に「はまる」事で、全体を動かす事ができる。逆にいえば、どんな大きな車も、ネジ一本欠けただけで動かない。というお話。

前回お会いした時にも聴いている印象的なお話でしたが、今回は、
自分はどうだろう? と、今の自分に当てはめて考えるきっかけになりました。

このような、大きな氣付きがあるヴァイジェシカ・プラブの講和内容のいくつかが、この度、一冊の本になったとの事なので、ぜひ新刊を読みたいと思いました。（日本語版いつ出るかな😅）

【手放す】

キールタンが始まると、次々と皆さん立ち上がり、両手を上げて踊り始めました。わたしもじっとしていられなくて、立ち上がっていました笑
キールタンが終わって席に着くと、サッチャデーヴァ・プラブがこの現象についてとても丁寧に解説してくださいました。

その時のお話を簡単に一言でまとめると、
これは「手放し」だよ。と言う解説でした。

そうか。
わたしは手放せたのか。
握りしめている色々なものを。
一瞬でも。

大人になって、こんな風に大勢の人の前で、人目も氣にせず、両手を上げて歌って踊る。
プライドや羞、人の目、立場、外見、物質的なあらゆる体裁に縛られる事なく、魂の求めるまま、

クリシュナに委ねる。

...そんな事が、そう言えばいつのまにかわたしもできるようになっている。
その事に、しみじみした氣持ちになりました。

【印象的なワーク】

立ち上がって踊り、汗をかいて席に座ると呼吸のワークでした。
ハートに手を当てて、自分の鼓動を感じながら呼吸をしました。
ただ自分の身体と心臓の波打つ力強さを感じながら呼吸をするだけのワークでしたが、これほど自分を感じ、クリシュナを感じることはないかもしれないと思いました。自分の鼓動が愛おしく、クリシュナの慈悲に感動して涙が溢れました。

【百聞は一見にしかず】

今回、このような貴重な機会に、あの場にいられた事、クリシュナのアレンジに感謝です。

こんなふうに、
足を運んで会いたい人に会いに行く事は、オンラインのzoomなどに比べて手間がかかる…と思いきや、実は何段階も近道になる。 と、つくづく今回も感じました。
実際に触れる事にこだわり、これからもリアルで感じるザワザワを大切にしていきたいと思いました。

ハレークリシュナ✨

ご先祖様のお墓参りに行く途中で見つけたネジ。
思わず連れてかえってきてしまいました🥰

↑今回のキールタンコンサートを主催してくれたバクティヨガセンターハレハレ様✨

歌うヨガ
食べるヨガ
学ぶヨガ
など、興味ある方はぜひハレハレさんのホームページをご覧ください♪

🌑読んでいただきありがとうございます🐉感謝🌕

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