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ドイツの受験生・受験直前・高校卒業直前ってどんな感じ?

娘は現在高校3年生で、以前にお話しした高校卒業直前に大学入学資格試験を4月中旬から6月の間に受験する予定なのですが、ドイツの大学入学資格試験についての前回の記事はこちらからどうぞ。

#1 ドイツのアビトゥア・大学入学資格試験について

#2 ドイツの大学入学資格試験/アビトゥア模擬試験報告

高3の娘のメインの受験科目は演劇で、1月からほぼ毎日休まず、週末もリハーサルしてきた5日間に及ぶ演劇公演プロジェクトが3月末で大盛況で終わり、それと同時に3月末で全ての高校の授業も終了。4月上旬からはイースター休暇にも入り、娘はもう高校に通学しなくてよくなりました。

ということで、高校3年生のいわゆる受験直前ではありますが、娘の高3の友達の多くはイースター休暇中は受験前にちょっとした息抜きとして、イタリアなどにバケーションへ行っています。日本なら受験生が海外旅行する!って考えられないけど、こちらでは息抜き休暇がとても重視されているとも思いますので、当然のことかなと思っています。

そして、4月中旬から始まる大学入学資格試験は、受験科目によっても個人個人で試験の日程は違います。同じ週に二科目受験しないといけない場合とか、2週間に1科目とか間が空いていたり、とかさまざまです。しかし、試験準備は日本のように大学ごとに異なる試験対策準備をしなくても良いので、少し気が楽かも。

さらに、娘は4月末には数学の受験準備セミナー合宿というものに参加予定です。数学は基本の問題が出題されるベーシックの数学の科目を受験予定ですが、数学があまり好きではないため試験準備があまり進んでいない様子の娘にとってはありがたい合宿。数学の試験準備セミナーでもありますが、ベルリン郊外へ2泊3日の旅行に行くため、こちらは自然の中にステイすることで、息抜きしながら試験準備していくというメンタル重視のドイツらしい考え方だと思います。ドイツはそれでもヨーロッパ他諸国と比べると、とても勤勉で学校の授業時間数も多いらしいく、ストレスを感じている高校生が多いようです。

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