超広角レンズ XF8mmF3.5 R WR試し撮り②小野川周辺
35mm換算12mmという超広角レンズ・フジノン XF8mmF3.5 R WR を入手した。千葉県香取市佐原の歴史的町並みを被写体に、どんな特徴のレンズか、実際に撮って試してみた。フィルムシミュレーションは、ブリーチバイパスを使用。
小野川
この小野川周辺が、古い建物が建ち並び、ドラマのロケなどでも見かける場所。曇っていたのでそれほどコントラストは強くなかったものの、HDRで撮ってもよかったかもしれない。
絞りは、f/5.6もあればだいたい入るだろう、という適当な理由でほとんどf/5.6で撮った(上の碑も)。しかし、奥の方がややピンボケしているので、もう少し絞った方が良かったかも。晴れていれば、思いっきり絞ったのだが。
上の写真は、f/22。手前から無限遠まで入れるには、このくらい絞りたいのは山々だけれども、シャッタースピードが1/20秒だからなぁ……。広角だから、手ぶれはしにくいのだが、1/60秒より遅くなるのは避けたい。
川岸通り
小野川両岸、江戸時代から続く古い町並み。普通に住んでる家もある。昭和レトロっぽい新しめ(ここでは)の廃墟も懐かしい感じで残して欲しいが、どうだろう。
忠敬橋そば。左側のレンガの建物の建っている所には、江戸時代から続くそば屋があったのだが、東日本大震災の時に大破して取り壊された。
いかだ焼き等売っている。奥のパーマ屋も昭和レトロって感じがして好き。
川岸通りに面していない奥まった所にもこういう建物が重層的にあるのがすごい。
県道55号沿い
植田屋荒物店の前から。植田屋荒物店の看板まで入っているのは、さすが超広角レンズ。そして、玉澤ふとん店は、いかにも昭和の商店街にあった布団屋さん、というイメージ。
真ん前(この写真では左側)に柱があるので、植田屋のロゴは撮れそうもない位置だったのだが、なぜか撮れた。広角レンズには押し広げる効果でもあるのか?
植田屋荒物店の蔵は、中も売り場になっていて入れる。蔵の中の構造が見られておもしろい。
旧三菱銀行は、中に入って見学出来る。1階を見渡せるキャットウォークのような回廊が2階にある様子は、昔のアメリカ映画でも見た事があるような気がする。
もう少し左に振った方が、カーブしている所が入って良かったか。
入りきれなかったので、まだ続く。
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