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「古事記」第8章「八千矛神(やちほこのかみ)」8-3

やっチーこと八千矛神というあだ名をつけられるほどのスケコマシが、大国主神として本業を全うできるのか?

国宝級笑顔の書道画家Princess香龍です❤️

正妻のスセリヒメのいる出雲にいるということは。。。

「古事記」第8章「八千矛神(やちほこのかみ)」8-2の展開です。

女性に関しては国を制したと言ってもいい、やっチーこと、八千矛神こと、オオクニヌシ。ようやく国づくりをしようということです。

国づくりと言っても、人がいないとそもそも何もできないので、まずは人を増やす作業?(=全国美女制覇?)をしたのはあながち間違っていないともいうべきかもしれません。

八千矛神と異名を持たれるには、イケメンで女性に並々ならぬ興味がないとできません。その点についてはなるべきしてなった必然なのかもしれません。

さて、肝心の国作りなんて、正直めんどくさいのです。

だって、噂になっている子は大体コンプしちゃったし、政治って何かしても必ず文句言う人いるし、達成感がないっていうか、どうすればいいかわかんないのが現状なのよね。。。などと思っているのです。

確かに、不作が続くと、政策のせいだと言われかねないし、食べ物を分けてあげても数日寿命が延びるだけで、自分で生きていく力が育たないし、国づくりは長期戦です。

などと美保関で考え事をしていると、海の遠くから舟が寄ってくるのが見えました。

気になって目で追っていたのに、近づいても大きくならない。

それもそのはず。それはガガイモの実を削って作られた、たった10センチほどの舟だったのです。

よく見ると中には手のひらサイズの小さな神が乗っていました。蛾の羽を纏って。

「こんにちは、君は誰?」

と聞いても返事がない。散歩についてきた家来たちに聞いても、この小さな神のことは知らないらしい。

道端のヒキガエルの神に聞くと、カカシの神のクエビコなら知ってるかも。とアドバイスをくれました。

小さい神を肩に乗せてクエビコを尋ねると、クエビコはカムムスビの子のスクナビコじゃないかと教えてくれたのです。

小さなものにまで神様が宿るという日本独特の感性があって微笑ましい。

カムムスビと言えば、オネェでオオナムチ時代には2度も助けられた命の恩人です。お礼も兼ねて高天原に確かめに行くのもアリです。

ということで、小さな神様と共に、高天原に行く大国主話は次回をお楽しみに!!

日本の神様の物語は最高の「ドラマティックJapan」。。。

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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