ウルトラマンジオ 9話プロット風書き出し

9話 「巨木伝説 後編」

巨木怪獣とセミ怪獣の猛攻の前に
敗れてしまったジオとチームX

チームXはウェポンXの修理を待ちながら
メンバーの治療と今後の対応を進めていた

しかしそこに、主人公の姿はない

一方、主人公の大学のゼミ室

ソファの上で目覚める主人公

教授が主人公の目覚めに気づく。

教授が主人公を助けてくれたらしい。

巨人が消えた場所に倒れているのが見つかるのはよくないと思ったとのこと。

続いて、巨木怪獣について語り始める。

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世界中の神話には巨木が登場する。

旧約聖書の生命の樹
北欧神話のユグドラシル
日本の伐株山
など

そんな伝説の中には巨人が巨木を切り倒した、という話がある。

巨人と巨木

この2つには因縁がある

あの巨木怪獣が目覚めた理由は分からないが
ウルトラマンが山の封印から解かれたことと関係があるのではないか

きっと、ウルトラマンにはあの怪獣を倒すための力がある。それを見つけなければならない。

教授の説明を聞いた主人公はあることを思い出す。

ウルトラマンになり、あの怪獣を見た時、とあるビジョンが頭の中を流れた。

ウルトラマンが巨大な斧を持って怪獣と戦っていたビジョンだ。

でも、あの斧はいったいどこに?

研究対象について知るには所縁の地を訪れるのが早い。

教授の言葉を受け、ジンオウ山に赴くことにした。

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一方、チームX作戦室

巨木怪獣はもちろんだが、まずはセミ怪獣の大群をなんとか
する必要がある。

そのために次回の作戦では、セミ怪獣に効果があると思われる
薬剤を散布することとなった。

前回の戦いでセミ怪獣の細胞は分析済みであり、そこから薬剤を
生成したとのこと。

セミ怪獣を処理した後、巨木怪獣をどうするか、だが…

巨人の攻撃を一切受け付けなかった怪獣に何ができるのか、
全く見当がつかない。

せめて、主人公がいてくれたら…

そう思わざるを得ない一同だった。

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ジンオウ山

教授と主人公がウルトラマンが目覚めた跡を訪れる。

教授が自分の研究ノートをペラペラとめくる

あまりにも突拍子がないので、表に出していない学説があるとのこと

ジンオウ山の隣にある、そびえ峰は巨人が使用していた道具である、という説だ。

ジンオウ山の伝説には、

「巨人が大きな鉞で土地を切り開いた。
 疲れた巨人は道具を置き、眠りについた」

という一説がある。

ジンオウ山に巨人が眠っていたこと、
主人公が見たビジョン

この二つは教授の説を裏付ける証拠となる

話を聞き、そびえ峰の麓に来た主人公

その時、首のネックレスが光り、
そびえ峰も小さな光が灯る。

その光に反応してか、巨木怪獣が活動を始めた。
セミ怪獣たちも一斉に飛び回る。

緊急発進するウェポンX

さっそく薬剤をまき散らす

セミ怪獣たちのほとんどが、行動不能になる。

一部残った個体と戦いを続けるウェポンX
セミ怪獣の動きが鈍いため、苦戦しない

巨木怪獣の目線がそびえ峰に向かう

どうやら、警戒しているらしい

教授に戦いに行くことを告げる主人公

頷き、その場を離れる教授

ウルトラマンジオに変身

ジオが両手でそびえ峰を掴む

すると、峰の表面にひびが入り、
ぼろぼろと崩れ始める。

吠える巨木怪獣

なんと、そびえ峰は巨大な斧だった

力いっぱい斧を引き抜くジオ

両手で斧を天高く掲げ、雄叫びを上げる

全身に力がみなぎる

本来の力を取り戻したウルトラマンジオ

巨木怪獣との決戦が始まる

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複数のツタをジオに向けて放つ怪獣

ツタを見切り、一振りで全てを薙ぎ払うジオ

膝に力をこめ、怪獣の方へひとっ飛びする

両手で握りしめた斧を勢いのまま怪獣の胴体にぶつける

怪獣が声を上げる

大きなダメージが入ったようだ

休むことなく怪獣に斧を浴びせるジオ

攻撃の中、光合成をしていた怪獣が光線を放つ

斧を回転させ、光線に耐える

セミ怪獣の残党処理を終えたウェポンXが
全エネルギーを貯めたビームを放つ

怪獣の頭に生い茂る木々が大炎上する

たまらず、光線を中止する怪獣、大きな隙が生まれる

ジオは斧にエネルギーを充填

怪獣の懐に飛び込み、全力でたたき切る

怪獣の分厚い胴体を切り進む

遂に、怪獣の胴体を横一線に切り裂いた

勢いよく着地し、しばらく地面をスライドする
片膝を付き、斧を前方に構えたまま残心

ジオの背後で巨大樹のような大爆発が起こる

爆発に照らされるウェポンX

最大のピンチを乗り越えたのだ。

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作戦室に集まるチームX

勝利を喜ぶも主人公の姿が無く、しんみりとする

そこに元気よく帰ってくる主人公と教授

驚く一同

束の間の平和が訪れた

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