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大概の事は熱意でどうにかなります

とある経営者の方とお話した時の一言。
ご本人はそれほど意識して発言された訳ではないと思いますが、なぜか私の心に残りました。
逆に熱意だけではどうにもならないという事も言えますが、世の中どれだけ拘るかなのかな~と思う所もあり・・・。
熱意は何かの拘りを生み出し、それを面白がってくれる人が世の中にはいるような気がします。

拘りは悪いことじゃない

あの人って変にこだわるな~・・・。と思う人いませんか?
多くの場合、ネガティブな印象で語られることが多いですが、実は結構大事な事なんじゃないかと思っています。
その人が善悪なのか損得なのか分かりませんが、人からどう思われても貫きたい想いがあることは変わりありません。
一体その想いはどういったものなのか?その背景には一体どんなものがあるのか?を知るには、良いキッカケになるのではないかと思います。
自分自身で『あれ?一体何なんだろう?』と内省することも大事だと思いますし、相手の拘りに対して考えてみるのも良いと思います。
人には必ず何かに対して強い思いを持っているものだと思います。
戦争に対する怒り、倖せに生きたいという願望、誰かに認めてもらいたいという欲求・・・。
その実現の為に、人は拘るんだと思います。
『人生の目的』とか『なぜ生きるのか?』と問われると答えに窮しますが、拘っていることは問いに対する答えに至る手掛かりになるかもしれません。
だから拘ることは悪いことじゃないし、むしろ何にも拘っていない人の意見に流されっぱなしの人よりはいいんじゃないかとも思います。

一回片づけを始めると最後まで絶対にやめない。
これは私の拘り。
適当な人間だと思っているけど、案外真面目なところもある。

まだまだ自分を表現できてない

自分って自分が思っている以上に奥深いと思いますし、軽んじている人ほど自分を表現できていないし認識できていないと思います。
そして表面上の事を理解できても、またその奥にあるものは未知の世界ですし当然理解できません。
一体、自分でどこまで開示して、どこまで自分を表現していくのか?という基準は人それぞれあるとは思いますが、表現が少なすぎると相手との関係づくりが困難になります。
自由に表現する機会を比較的多く頂いている経営者ですら『まだまだ裏に色んな想いが渦巻いてんだろうな~』と感じる人がいらっしゃいますし、表現の機会が少ない方には難易度高めだろうなと思います。

自分を表現しようとすると、否定されたらどうしよう、間違っていたらどうしよう・・・が付きまといます。
*そう思わない人もいるという事が分かったことが最近の発見です。
でも自分の感じていることを素直に表現することに否定も間違いもないんですよね。
あるとしたら周囲からの訂正、修正、認識違いくらいのものんじゃないかと思います。
自分の想いに否定的な指摘を受けると傷ついたりしますが、あくまで人との違いを認識できたと思って素直に受け取れるようにしたいですね。
そして、何より『自分が想像する以上に、周囲は自分の発言に興味を持っていない』です。
いわゆる自意識過剰なのかもしれません。
少なくとも私はそうです。
一人で食事に行けば『一人で食べてるで・・・』と思われてはいないかと考えて結局コンビニを選ぶ人間です。
普通に考えて『誰がお前を見てるんだ?』という感じなんですが、なかなか克服できません。
しかし逆に、常に客観的に自分を観れるという事でもあると想いっています。
自分は今どう見えているのか、どんなことを求められているのか、という事を察知して沿うように”ある程度”動けると思います。

今表現できてるのは氷山の一角!?
もう少し自分を表現してもいいかも。

ゴールは意識するけど囚われない

先述した通り、自分の想う事を表現しようとすると結果責任みたいなものが付きまとい『言ったのにできない』という事にビビッてしまいます。
だから、今の自分でできそうに無いと思ったことは口にしない。
『誰かがやってくれたら』と思っている人が多いんじゃないかと思います。

『それいいやん、やっといて~。』の人、実は結構多い。
”おこぼれ頂戴”的な。

もちろん、結果はどうでもいい!という訳ではありませんが、結果は正しいプロセスと成功するまで諦めないことで時差はあるものの必ず付いてきます。
だらか、意識はするし執着するけど心まで囚われない、というか始める前に悪いイメージを持たないこと。
常に結果が出て、その先にどういう光景が広がっているのかを想像しましょう。
その想像には必ずその人の願望や強い想いが宿ります。
本当に自分がいいなと想う事や、こう在りたいという理想が無ければ想像なんてできません。
本当に意識すべきは『目の前の出来事』ではなく、『その先の光景』であって自分の実現したい情景だと思います。
だから辛いことがあっても、上手くいかないことがあっても乗り越えられるし、本当に達成できるかどうか分からないことでも表現できてしまう人がいるんです。
そういう人たちは『できるかどうか』に興味はありません、『絶対にやる』という熱意だけです。
それで実際大きなことも達成してしまいます。

『理想と現実』の”現実”に埋没してはダメだ。

きっと人の熱意やそこから生まれる拘りは、人を惹きつけ本人だけでなく周囲の人まで本気にさせてしまう力があるのでしょう。
自分にはできないことが多いから・・と考えてしまいますが、自分がやれないことは誰かが力を貸してくれます。
しかし自分が想う事は自分以外に誰も変わりをすることはできません。
自分だけのものです。

熱意だけで全てが解決するじゃないし、失敗することもあります。
だけど熱意がないと始まらないし、途中で簡単に諦めてしまう。
そして熱意があれば、仲間ができるし、あらゆる選択肢がとれる。
大丈夫、自分一人でやらなくていい。
皆でやりましょう!
だから遠慮なく表現し『その先の情景』を実現していきましょう!

生きている時点でステージに立っています。
ステージ上で恥ずかしがったり中途半端な演技は共感されにくい。

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