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ブルーオーシャンとハートの声

ビジネスの世界で
『レッドオーシャン』と『ブルーオーシャン』
という言葉があることを知っている人はわりと多いと思う。

意味は下記の通り。

レッドオーシャン
経営学の用語で、血で血を洗うような激しい価格競争が行われている既存市場のこと。
 
ブルーオーシャン
経営学の用語で、競争のない未開拓市場のこと。新しい商品やサービスを開発・投入することで創出される競合相手のいない市場。

goo辞書より

普通に生活していて、よく見たり関わるようなビジネスは概ねレッドオーシャンと言っていいだろう。

個人が始めるビジネスでは、大企業のような資金力、体力、人脈などがほとんどない事から、「如何にしてブルーオーシャンでやっていくか」という事が肝になると思う。


最近のブルーオーシャンは、定義が拡大解釈されているようで、「まだ多くの人に目を付けられていないビジネス」という意味合いで使われることも多いようだ。

しかし私は、真のブルーオーシャンとは「自分自身が需要を創出する」というビジネスだと考えている。


需要を創出するアイディアを、今までのビジネス手法で導き出すのは、非常に困難なことだ。

何故なら、消費者自身も「何が欲しいかがわからない」からだ。

アンケートやAIなどでそれを導き出そうとしても、それはどこかで見たことがあるような、ありきたりなものになってしまうだろう。
(もちろん、アンケートやAIの有効的な活用方法はある)


「どうやったら需要を創出するアイディアが見付かるのか?」

それに対する私の答えは
「自分のハートの声を感じ取る感度を上げよ」だ。


多くの人は、自分のハートの声を無視している。

ちゃんと聞いている、というつもりでも、まだまだ感度を上げる余地がある場合がほとんどだ。


自分のハートの声をしっかりと感じ取れるようになると、「自分が本当は何が欲しいのか」がわかるようになる。

需要を創出するには、その感覚が必要なのだ。

需要を創出する、言い換えれば、ゼロからイチを生み出す作業をするには、
自分の奥深く内側からふつふつと沸き出すような「欲しい」という感情が必要になってくる。


「自分が本当に欲しいもの」
それがわかり、何かしらの形で発信すると、それを受け取り共振した人は、ハートが揺さぶられ、初めて需要として形を表す。

また、「自分が本当に欲しいもの」がわかると、「他人が本当に欲しいもの」がわかるようになったりもする。

それを発信すると、同じように誰かのハートを揺らすことになる。


個人事業を始めようとする人は、ビジネスの勉強よりも、まずは
「自分のハートの声を感じ取る感度を上げる」
これをぜひしていって欲しい。

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