夫の2人の子ども達に対する態度の違い

こんにちは。ふたりの発達障害者の母co-changです。
ご訪問ありがとうございます。

我が家は子どもふたりと夫婦の成人した大人4人家族です。

下の子は2歳半でASD(自閉スペクトラム症)と分かり、当時は絶望の底から抜け出せない日々が続きましたが、2つ上の上の子の存在が私を救ってくれました。


おしゃべりが出来る
友達と遊べる
母である私になついてくれていることが何よりも嬉しく、母としての存在価値を与えてくれました。

下の子は知的障害もあり、何をするにも手がかかる。

視線が合わない
指差しはしない
二語文からなかなか成長しない
多動、衝動性が高く目が離せない
なによりも意思疎通が難しいので、
私という存在意義が分からなくなり、苛立ちと失望を毎日感じていました。

下の子と私の2人でこの世から消えてなくなれば、どんなに楽だろうに。

いや、上の子を残しては逝けない。
何度そう思ったことか。

今は、障害受容までの過程をその法則通り辿り、穏やかに過ごしています。

今日も家族4人で生きています。

夫は下の子の発達障害が分かった日のことを覚えているのでしょうか。

1回目の診察の日は夫も仕事を休んで同席してくれました。
担当ソーシャルワーカーとの少しの行き違いで診断名の告知は2回目の診察日でとなり、私一人で聞くことになりました。

診断名は精神発達遅滞を伴う自閉症

でした。

帰宅した足で出勤前の夫にそう告げると、ネクタイを結びながら、うんうんと頷いたか、そうだよなと言ったか記憶は定かではありませんが、
全く動じる事なく家を出て会社へ向かいました。

そんな夫でしたが、現在も下の子はいつまでもかわいい幼子のままのようで、いそいそと連れ立って出かけます。

上の子といえば、幼少から口が達者で何かというとまず、

イヤ

と、拒否反応を示しました。

どちらかいい?と選択権を与えれば

どっちでもいい

親が決めると

こっちが良かったと。

そんな上の子に振り回されることもよくありました。

成長するにつれて、いまどきの子どもと同じく携帯電話を欲しがり、
交友関係も広がり、恋愛をし、普通の若い子そのものだと今も思います。

しかし、有言不実行。

これが夫にどうしても受け入れられないのです。

わが子には変わりはなく、愛情も同じ分量だと信じたいし、信じています。

ただ、下の子は口ごたえはしない
(出来ない)
上の子は言い訳ばかりで理解不能

と夫にはなるのです。

次回は、上の子の適応障害と鬱が分かった日のことをお話します。
お付き合いいただけたら幸いです。




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