見出し画像

上の子の赤ちゃん返りに胸を痛めるあなたへ


2人産んで、身に染みて感じたこと。それは2人目の妊娠・出産に起きる上の子の赤ちゃん返りがむちゃくちゃ大変ということでした。
今までできていたことができなくなる、何をするでもママが良い(ママじゃなきゃイヤ)!という上の子の状態は、産後の満身創痍の身からすると心身ともにグッとこたえるものがあります。
上の子の赤ちゃん返りはわがままにしか映らなかったりして、ママはイライラが募って怒ってしまう→上の子が大泣き→自己嫌悪、という負のループに陥ってしまいます。
しかも出産の傷の痛みが癒えぬまま待ったなしで進む赤ちゃんのお世話の中、蓄積する疲労からかホルモンバランスの崩れからか、感情のブレーキが効きにくく、上の子にぶつける言葉が止められないのです。優しくできない自分に嫌気がさし暗い気持ちでいっぱいで涙する日々でした。

このままじゃヤバイ!どうしたら良い?とネットで検索。そこで出会った2つの言葉たちに支えられて、少し気持ちを立て直すことができました。


①「上の子にとって下の子の誕生というのは、ある日突然、配偶者の愛人がやって来て一緒に暮らし始めるようなもの」

こんなような表現で書いてありました。あぁなるほど、これは確かにイヤだなぁ。上の子がもしこんな気持ちでいるなら、同情できます。これは精神的に不安定にもなります。


②「能力的にできるが、今は精神的にできない」

こちらの言葉で、上の子が今までできていたこともできなくなることにうなずけるようになりました。愛情確認に必死で気持ちに余裕がないのです。そして、この言葉は上の子にも当てはまりますが、実は私自身もそう、と気付きました。上の子に優しくできる能力はあるが、今は精神的にできない。上の子と私、精神的に余裕がないもの同士、赤ちゃんを迎えて何とか新しい関係を構築しようと必死なんだ、ということが分かってきたのです。


上の子の赤ちゃん返りは自然なもの。そう頭では分かっていても、産後のママにとってはストレスに感じるときもあります。
ママを支える言葉を見つけて、少しでも気を楽にできますように。そして2人目の誕生を上の子と一緒に喜べたら良いですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?