数える胸毛がない頃の
2021年5月1週目のラジオについて。この週も大好きなQUEENをリクエストしました。すると、二曲も採用されるという神週でした。
・数える胸毛がナイ
まず一曲目。
Keep Yourself Alive(1973年QUEEN)
こちらの曲が、ラジオ番組Aで採用されました。この曲はラジオでかかる頻度高めの曲です。
QUEENのデビューアルバムの、一曲目に収録されている、若さ溢れる曲。フレディの声も若い!エネルギッシュで、疾走感のある曲です。
邦題の「炎のロックンロール」は謎ですが。
こちら、ライブでも歌われる定番曲ですが、フレディはタンバリンで太ももを叩きすぎて、青あざができていたとか。MVを見ると納得。パシパシ叩いています。痛そう。
ファンに向けて、タンバリンをいくつも投げていましたよね。受け取ったファンは一生の宝物ですよね。羨ましい。
話がそれますが、夫と些細な言い合いをした時、彼は捨て台詞として、
「フレディの胸毛でも数えとけ」
て、よく言うんです。私のフレディ好きはもはやネタとなっています。
ですが。このKeep Yourself AliveのMVのフレディには、胸毛がナイ!のです。
当時のフレディは、写真撮影の際に、「胸毛ない方がいいんじゃない?」と思い付いたらしく。
ツルッとしています。(かわいい)
胸毛ナシの、貴重なフレディが見られる曲でもあります。
・天国からの贈りもの
アルバム「Made in Heaven(1995年)QUEEN」は、持っていたけれど、しばらく聴けませんでした。
フレディ不在のQUEENのアルバム。涙
フレディはいないのに、悲しくて聴けません!
…という心情の奥底に、フレディの声をどう加工したって、本人不在のアルバムが良いわけがないじゃない、という憤りのような感情もありました。
ただ、聴きたい欲が抑えきれずに、だいぶ経ってからとうとう聴きました。
そのアルバムに収録されている曲。
Heaven for everyone(1995年QUEEN)
この週の二曲目に、リクエスト採用された曲です。
もともとはロジャーのアルバムに収録されていたこの曲。フレディのボーカルで、QUEENの曲として世に出されたのは、フレディが亡くなってからでした。
約4年の時を経て、作られたアルバム「Made in Heaven」の7曲目に収録されています。声が若いので、80年代前半あたりの声かな?(違っていたらすみません)
このアルバムを初めて聴いた時、ふわふわとした感情を抱きました。QUEENらしいような、らしくないような、フレディがいるようないないような。
はじめは疑ってかかっていた、このアルバム。
けれど、聴くたびに私の心に寄り添うアルバムになっていきました。
このアルバムに対する感想は、フレディの美しい部分をすくって集めたアルバム、という感じ。
全体的に綺麗にまとまっています。
だいたい車でQUEENのアルバムをかけると、途中で夫から「ナニこの曲」と突っ込まれる曲が、1、2曲はあるのですが、このアルバムは夫のストレスなく聴ける。
ただ、フレディなら、もう少し遊び心を入れていそうな…。
うまく表現できませんが、
とにかく美しいアルバムなのです。「Made in Heaven」というだけあって、邪悪なものが取り除かれている感じ。
Heaven for everyoneは特に流れるような美しい曲で、青く広がる空が目に浮かびそう。
Let Me Liveは、あのか細い声のブライアンメイが、いつになく声をはって歌っている。
ロジャーも歌っている。ただただ泣けます。
アルバムに収録された、フレディの声を聴くと、だいたいどの時期のフレディかわかるという。少し切なく、不思議なテイストのアルバムです。
【今週の気づき】
「お腹いっぱいでもリクエストする!」
QUEENが好きなものだから、QUEENばかりリクエストして、連続で採用していただき。
もうQUEENはええぞ…
とラジオの向こうから聞こえてきそう。
でも、好きなんで。お腹いっぱいでも、リクエストしてみる!
というファンの意気込み。これ、大事。笑
#QUEEN #フレディ#胸毛