「MJ」といえば
この日のラジオのテーマが「略語」でした。
日頃ついつい略して話している言葉、それにまつわるあれこれについて。
略語…、山ほどありますよね。例えば「スマホ」もそうだし「パソコン」だってそうです。「スタバ」「ファミマ」「ミスド」。
略称で呼ばれるアーティストも山ほどいます。
「ミスチル」「ドリカム」「アジカン」「ジュディマリ」「チャゲアス」「セカオワ(ちょっと若者ぶってる)」…きっとまだまだいますよね。
そこで複数のリスナーさんからのリクエストでかかったのが、「キングオブ略称」のこちらのアーティストです。
「MJ」こと、マイケル・ジャクソン!
なるほど、確かに。と思って「MJ」のこちらの曲を聴いていました。
◆ Beat It (ビート・イット)Michael Jackson
マイケル・ジャクソンといえば、現在のような落ち着かない世界情勢下では、たまにラジオでこちらの曲もかかります。
◆ Heal The World(ヒール・ザ・ワールド) Michael Jackson
心癒されるメロディとマイケルの癒しボイスですよね。こんなに美しい曲を作るマイケル・ジャクソンの心はどんなにピュアなんだろう。と、ため息が出ます。
…なんて大いにマイケル・ジャクソンを絶賛して終わりたいところですが。マイケル・ジャクソンのドキュメンタリーを観てからというもの、少しだけ心の中がザワザワします。
◼️マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー
マイケル・ジャクソンの少年への性加害について、被害者の元少年達が証言しているドキュメンタリーを観ました。当時金銭目当てだと片付けられた裁判でありましたが、この映像を観て、マイケル・ジャクソンの行為はやはり真実だったのかな、と個人的には思えました。
元々マイケル・ジャクソンに対しては無感情でしたし、どちらかと言えば被害者側が金銭目的で楯突いているのだろうか、という認識でいました。
しかしカメラの前に顔を出して話す元少年達の姿が演技だとは思えず、精神的な苦痛に今も苦しんでいる様子や、裁判所で正しい証言をしなかったことを悔やむ様子、マイケル・ジャクソンの生々しい肉声を聴くと今更ながらマイケル・ジャクソンの闇のようなものを感じました。
マイケル・ジャクソンの場合、もしかすると純粋に少年に恋していたのかしら、とさえも思えますが、それでも越えてはいけない一線を越えていて、少年たちを洗脳のような形で操っていたのなら、許されることではないと思います。
ドキュメンタリーを観た個人的な感想です。マイケル・ジャクソンのファンの方には、また違う感想になるかも知れません。
それにこの件と音楽の好き嫌いとはまた話は別です。彼の作った音楽の素晴らしさは否定できるものではないですからね。
◼️MJといえば…
さて、話をラジオに戻して。このマイケル・ジャクソンの曲が流れたすぐ後に、いつものDJさんからこんなメッセージが読まれました。
「ラジオネーム、◯◯さんからのメッセージです。MJと言えば、マイケル・ジャクソンではなくて、私には松本潤さんです!松潤こそ、MJです!!」
なるほど、若い人からすると、MJは松潤なのか。まぁ、わかります。
DJさんも、ふんふん、とメッセージを読まれていました。
すると、その数分後、またしても他のメッセージが読まれたのです。
「ラジオネーム、◯◯さんからのメッセージです。お言葉ですが、 MJといえば僕にはみうらじゅんさんです!みうらじゅんさんこそ、MJです!!」
みうらじゅんさん…て誰?
と思わず調べてしまいました。
なるほど、確かにMJである。MJ、こんなにいるんだ。世代によって違うのかしら。
私にはMJって誰だろう?
それならば…
「MJ」=ミック・ジャガー
(Mick Jagger=MJ)
やっぱりこの人かな。
(呼ばれてるの聞いたことなくてもいいのだ)
ちなみに、ザ・ローリングストーンズの略称「ストーンズ」は、今の世代だと「SixTONES=ストーンズ」の方がメジャーなのですね。
さて、あなたにとってMJとは?