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「苦手なもの」といえば

この日のラジオのテーマが「苦手なもの」「不安になるもの」でした。

こんな場面が苦手、不安になります。こんな音を聴くのが苦手、不安になります。という感じ。「◯◯恐怖症」よりももっと軽いニュアンスで、「苦手だなぁ」と思うことについてです。


ここで驚いたのが、ラジオのDJ、A子さんはトークがお仕事なので、てっきりおしゃべりは得意分野だと思っていましたが、実は苦手なのだと告白されていました。

トークが得意な人を心底羨ましいと思っていた私には驚きでした。

なるほど、苦手だけれど職業にしている人、克服するためにあえて取り組んでいる人、など、それぞれいらっしゃるんだろうな。


◼️苦手なもの

さて、「苦手なもの」
ズバリみなさんは思いつくことがありますか?

リスナーさんからの苦手なもので多かったのが、「虫が苦手(特に黒いアレ)」とか「病院の待合室が苦手」とか、「人前で話すの苦手」などでした。

余談ですが私は田舎育ちなので、虫は全く平気です。夫の代わりに私が捕まえるくらいです。

苦手な音で多かったのが、「マジックの擦れる音」や「発泡スチロールの擦れる音」など、定番の苦手シリーズが挙げられていました。

そんな中でも複数のリスナーさんが挙げられていたのが、「歯医者さんの音が苦手」でした。

誰も嫌ですよね。あのキーンという音。

このメッセージを聴きながら、またしてもQUEENの曲を思い出したのでした。この曲については以前のnoteでも少しだけ触れた気がするが、ほとんど読まれていないのでいいや。


◼️QUEENの「歯医者さんソング」


QUEENの歯医者さんといえば。

QUEENのドラマー、ロジャー・テイラーは歯医者さんの卵だったんですよね。

歯科専攻だった彼、QUEENのドラマーをしていなければ歯医者さんになっていたかも。イケメン歯医者さん…♡

ロジャーは生物学に優れていて、バリバリの理系だったんですよね。

そんなロジャーが作った、パンクロックのこちらの曲は、途中でとても不快な「キーン」という音が入っています。この音で歯医者さんの音を連想させるのは、ロジャーが作った曲だからでしょうか?

何故こんな音が入っているのだろう?とずっと疑問に思っていましたが、ロジャーの経歴を知って、勝手に「ああなるほど、歯医者さんの音か」と納得しました。

…なんて、真偽の程は定かではありませんが。できればロジャーに聞いてみたい。

しかもさすが医学系出身のロジャー、歌詞にもどことなく医学用語を思わせるこんな言葉が出てきます。

it was the DNA
それはDNA

とか

Real cardiac
心臓発作

とか

paralysed
麻痺したぜ


とか。…て、医学用語というよりは誰でも思いつきそうな言葉ではあるが。


歯医者さんの音は中盤(2分30秒あたりから)に入っています。聴かれる方は心して聴いてくださいね。私はこの音に慣れるまで随分かかりました。

◆ 「Sheer Heart Attack(シアー・ハート・アタック) 」QUEEN



ちなみに、フレディの苦手なものは、飛行機でした。「飛行機恐怖症」と記載されているほどなので、苦手を通り越して「恐怖症」だったのかも。

ツアーで飛行機に搭乗中に、耳の不調から突然機内でパニックのようになり、以来飛行機が苦手だとのことでした。

ブライアンは子供の頃に木の椅子が怖かったそうです。目と手がついていて見られている!と怯えていたそうです。可愛らしいエピソードですね。



ところで。
この日のリクエストとメッセージに、「不安になるアーティスト」として、宮本浩次さんが挙げられていました。

彼の独特の雰囲気、仕草が人を不安にさせるのか。とはいえきっと彼のことを嫌いな人はいないでしょうね。いつまでも若くてぶっ飛んでいる宮本浩次さんが、こんな地方のラジオでいじられているのを聴いて笑ってしまいました(笑)

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