![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91023795/rectangle_large_type_2_e2b9a03af75bf7d292c0893b48ee7981.png?width=800)
コロナワクチン接種可能な日はいつから?〜EDATE関数を使って〜 【Excel術】
【概要】
・コロナワクチン接種可能な日はいつからか?調べる関数にEDATE関数がある。
・EDATE関数でその日から何ヶ月後はいつかが分かる。
・IF関数で判定をつけると、その日にワクチン接種ができるかどうか判定できる。
こんにちは。Xl薬剤師です。
Excelが好きで、日々勉強中の私ですが、こういった関数が現場で使うことがあるかもなーと言う内容について書いていこうと思います。
Excel術なんか偉そうなタイトル書いていますが、私も勉強中の身ですので、忘れないように覚え書きの意味も踏まえて、記載していますのでご容赦ください。m(__)m
新型コロナワクチンの追加接種について
新型コロナワクチンは2022.11.12現在、追加接種(3回目以降の接種)については3ヶ月以上の間隔をおく必要があります。
前回の接種からいつ以降が接種できるのか?まとめてある程度のデータをExcelなどで管理されることがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1)数式による計算で算出する。
まず、ひとつめにすぐ思いつく方もいるのではないかと思うのが、数式による計算です。日付データというのは、あくまで「数値」なので、数式による計算が可能です。
エクセルでの日付は1900年1月1日を1としてそこから1日経つごとに、1ずつカウントアップして管理されています。
・1900年1月1日=1
・1900年1月2日=2
・2022年11月12日=44877
となります。
例えば、2022年11月12日に接種するとして、何日に前回接種が終わっていれば、本日接種可能かと分かるようにするには、3ヶ月前(=90日)を引くという考え方をすることができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/91030438/picture_pc_e65d281b11f319b399ab5dfdb9fdf133.png?width=800)
しかし、これだと90日前は2022/8/14となりますが、厳密には3ヶ月以上経っていることにならないため、これであると誤接種を起こしてしまう可能性があります。
2)EDATE関数を使う
そこで、使用するのがEDATE関数です。
EDATE関数は基準日から何ヶ月後はいつ?というのを導いてくれる関数です。
=EDATE(開始日,-3)
・3ヶ月前の日付が返される
-3の部分は、正の数だと◯ヶ月後、負の数だと●ヶ月前を表すことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1668230304473-RGCObMJ1EC.png?width=800)
3)IF関数との組み合わせ
・IF関数と組み合わせることで、その人が接種できるのかどうかも判定することができます。今回は、EDATE関数に焦点を絞るため、説明は割愛しますが、このような感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1668230887362-ONgXbXRHPm.png?width=800)
EDATE関数とIF関数を組み合わせるとこのようなことも可能です。
上記のようにIF関数を使って、もし前回接種日の3ヶ月後よりも接種日が小さければ「可」を大きければ「不可」を返してねといった指示になります。
と書きましたが、実は1)のやり方は実際に自分が最初にやってしまったやり方だったんですよね….. 90日前を出すという安易な考えで、危なく、接種間隔が空いていないのに接種をしてしまうところでした(汗)そこで、そういやEDATE関数を使えば導き出すことができたなと思ったところでした。
Excelって知識とひらめき力が試されますよね!!他にもこういったやり方がいいのではないかとアイデアがあればぜひぜひ教えていただきたいです。
もしよろしければ、サンプルファイルを添付していますので参考にされてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?