初手がこれでいいのか?

さて、初投稿にして何を書こうか既に迷い始めている自分がいる。しかし、書きたいことがたんまりあることは事実なのだから、少しづつでも進めていこう。

まず、なぜ私が投稿をしようと思い至ったのか、(なお、一人称は「私」だが本人は成人男性である。)それはなかなか面白い記事に出会った。そして、私もこのように自由に思いの丈を書き出して良いのだと気付かされたからである。

では、自己紹介からしてみよう。

私はいわゆる「オタク」であると思う。というか、オタクを自認している(?)。そもそも「オタク」の定義なんぞひとつに決まるものでもないのだから、自らがオタクであるか否かを決めるのもまた自由ではなかろうか。
私のオタク論はまたのちの機会に述べるとして、次にどこに生息するオタクなのかを述べねばなるまい。

私は…一体どこのオタクなのか、何が主食なのか、なんのオタクなのか、それを自分自身で定義することの難しさをここにきて感じている。

アニメ界隈に棲むオタクであると言うことはできる。春夏秋冬、毎期発表されるアニメを非常に楽しく視聴している。
ゲーム界隈にも居住しているとも言えるだろう。特にソシャゲのやり込み具合は日本人の平均を超えていることは自信がある。(勿論、重課金以上の猛者の方々とは比ぶべくもないが。)
上記二つから派生して、声優オタであるとも思う。リアルイベントに参加するほどではないが、声優ラジオを幾つか聴くぐらいには彼等彼女等への興味関心は高い。

サブカル以外でもいくつか思いつく。
職業柄、会計オタク(そんな人種が存在を許されているかどうかはさておき)である。仕事の話はあまりできないので私的な分野でいくと、家計簿や収支表を細かくつけて、一円一銭の雑損雑益も出さないほど丁寧に記録している。(ただの自慢である)
鉄オタなのかもしれないとも思う。「乗り鉄」と呼ばれる者どもの1人だ。(あまり写真には興味がないので、「撮り鉄」ではない)日本全国様々な場所へ、張り巡らされた鉄道網を使って旅をする。転じて、これを旅オタとみなすこともできるだろう。

これ以外にも出て来るが、キリがないのでこのくらいにしておこうか。
これを多趣味と観念するかと言われると自信はない。趣味と呼べるほど高尚なものではない気がするからだ。しかし、多方面に興味関心があるという点ではほぼ同じと捉えて差し支えないだろう。

私の在り様は、現代のオタク風に言えば「推し事」に近い。それぞれのジャンルに「推し」というこれまた定義しづらい概念を有し、それを「推す」。言葉で言うのは単純でも、実態として如何なるものなのかは分からないが、それでも私はそれぞれの界隈で「推し」を「推し」ている。ひとえに楽しいからである。

さて、長くなったのでそろそろ切りたいと考え始めているのだが、着地点が見えないので、もう少し書いてみる。

オタクと言うのは非常に難儀な生き物である。各々が自分の好きなものを持ち、それにのめり込む。その様は時に美しく、時に周囲が呆れるほど醜い。ただ、外観的な美醜などオタク自身には関係ないだろう。オタクの世界には基本的に「推し」と自分しか居ないのだから。一方で、オタクには他人にも自分の好きを共有したいと言う者も少なからずいる。いわゆる沼に引き摺り込むと言う行為である。しかし、私の様に語彙に乏しく表現力を欠くオタクは、推しの良さを布教するのが下手である。下手であるのに布教したいと言う気持ちは人一倍強い、そんなねじれが私の様な厄介オタクを産んでしまうのかもしれない。

今後この場では、そんな拗らせたオタクである私が、様々な分野の興味関心について徒然なるままに書いていきたいと考えている。いったいどれほどの方にご覧いただけるのかはわからないが、1人のオタクの独り言として生温かい目で見ていただければそれに越したことはない。

以上、初手の文章として閉じさせていただく。

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