見出し画像

夫の不機嫌は、わたしの思い込みか否か。

今日は久々の親友とのランチだ。

わたしの家は2人の子供(2歳、0歳)がいて、いま下の子の育休を夫婦で1年とっている。

え、夫婦で1年育休??すご!
いい会社だね、旦那さん。助かるねぇ。

はい。そうなんですよ。すごいいい旦那で、助かってて。ありがたいことばかりで…。

まぁ、そんな全肯定できるほどわたしは人ができておりませんので、ずっと一緒だと疲れるし、イライラ頻度も爆上がりだし、そもそも夫はあまりコミュケーション上手でなく会話泥棒みたいなとこもあって、自分のこと最優先なとこもあって、、わかります?イライラすんですわ。
ありがたいことも、そりゃあ沢山沢山あるけど、そんなの忘れてしまうくらいね、感情というのは強いんですわ。
感謝の気持ちはどこへやら。わたしの感情強すぎて、もうちょっと穏やかに生きたい。

そんなわけで、上の子が保育園に行ってる間は下の子1人を夫婦で見るわけ。そりゃあイージーモードよ。子供1人なんて2人に比べりゃイージーよ。
ちなみに1人目の時も夫婦で1年育休とったけど、その時は苦しかった。初めての子育て、夫婦2人でも苦しくて苦しくて上手くできなかった。あれは辛い1年だった。
その1年を乗り越え、2人目の育休はまぁ楽だと感じる。身体じゃない、心が、だ。

平日、上の子が保育園に行ってる間は比較的自分時間も持てるのさ。下の子がお昼寝しちゃえば、いや、しなくても、どっちかが見ればいいんだから1人時間をもてるのさ。
子供ができてから1人時間を作るのがどれほど大変かはよくわかってる。だから年収を減らしてでも2人で育休とってメンタル保つ方にシフトしてるのさ。

なのに、だ。
夫は私が1人時間を取ることをあまり良く思わないようだ。
ダイソーで物一つ買うのにも一緒に外出したがる。冷蔵庫の卵と牛乳だけなくなってスーパーに行く時も一緒にいきたがる。
図書館で絵本を借りるのも一緒、いらなくなったベビーグッズをハードオフに売りに行くのも一緒。
いやいやいやいや、、後追いか??
35歳の男の子の後追いか???6ヶ月から始まるってわかってるけど、終わりないの???0歳6ヶ月〜35歳10ヶ月とかまで続くの??

そんなの保健師さん言ってなかった。

わたし、今回の育休で体力つけていい体になるって決めてて、ジムにいってるの。しかもパーソナル。
毎週2回は行きたいんだけど、
「明日ジム行ってくる〜」っていうと、笑顔ではない。「あ、そう。」「はーい」とか。「明日、ジムなんだ」とか。
伝わるかなぁ。なんか言いにくい雰囲気醸し出してんのよ。決して快く送り出してはない気がすんのよ。

これが本題で、「〜な気がする(わたしがそう感じてる)」がずっと一緒にいると多いわけ。

つまり、こんだけボロカス言っといて、旦那は一度も「ダメ」「イヤ」とか否定はしてないわけ。イヤイヤ期の上の子は否定しかしないけど、後追い旦那はイヤイヤ期は遥か遠い昔ににゃんと終わってるわけ。

つまりだ、つまり。
なんか言いにくい、とか、なんかイヤな感じ、とかは全て私の思い込みなのか。
わたしが勝手に思ってるだけ?
「育休なのに子育てしないで自由時間作ってんじゃねぇ」
「旦那に任せて嫁が遊ぶなよ」
「母親なんだから1人でできるだろう」
「夫を労われよ、頑張ってんだろ」
「子供産んでおいて、自由時間なんかあるか」とか。
これ、わたしの心の声?わたしの偏見?

わたしの母親は専業主婦だった。転勤族の夫について、見知らぬ土地で友達もいない中で、わたしと発達障害のある弟を育てた。両親(わたしの母方の祖父母)は母が20歳の時、病死した。頼れる人はいなかった、らしい。

そんな母をすごいと、偉いと思っている。今でもずっと尊敬している。
わたしの心の中の3歳くらいの私は、辛い日々を耐えてきた母親をずっと覚えているのだろうか?それが正しい母親像だと、目に焼き付けてきたのだろうか?
子育ては辛かったと母は私にいう。それは呪いか。自分のせいで母は苦しんだという呪いか。

母親とは、辛いものを耐えるべきだ。それこそ愛情だと。わたしの中の3歳児は言う。
ジムに行くな、1人でゆっくりランチするな、もっと辛い思いをして頑張って育てろ。愛してるならできるだろう。

多分、夫じゃない。
わたしの足を引っ張って自由になろうとするのを止めるのは、夫じゃない。
わたしの心の中の子供と、母の呪いだ。
自分を苦しめているのは、わたしか。

まぁ、もっと快くメチャクチャな笑顔で送り出してくれればいいものの。
そうでもしてくれないと、小さな3歳児はすぐ間違った思い込みをしちゃう。顔色を読むのに長けてるんだ。よくも、悪くも。

自由に生きることは難しい。
穏やかさは、自分の中の欲求を信じて認め、口に出し、行動し、そしてその過程すべて自分で自分を肯定し。もっともっとその先にあるのか。

茨木のりこさんも言っている。
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?