まだ20歳の私の大恋愛

こんにちは。ヤマナカです。
これ書いてみてるけど、読んでくれる人っているのかな。

もし読んでくれてるのなら、すごい奇遇ですね
会ったことも話したことも顔も分からないのに、自分の文章読んでもらうなんて中々ないですよ。

ほんとうにありがとうございます。

拙い文章ですが、彼との始まり方と終わり方を書いてみます。







彼をM君とします。ふつうにイニシャルです。

M君は私のバイト先にやってきたお客さんでした。
高身長で色白で、澄んだ目をしてて笑った時の目尻が可愛かったです。
いわゆるイケメン。バイト仲間もみんな大騒ぎでした。
私もかっこいいと思いました。素直に。

飲食店でどこにでも置いてあるちょっと固めの紙あるじゃないですか。
あれにLINEのID書いて渡されたんです。
びっくり。でも追加しませんでした。

しなかったというか、できなかった。
しようとはしました。イケメンだったから。


でも、dアカウントで年齢確認だなんだ、、って出てきて出来なかったんです。
 
年齢確認が済んでない!?私もう20歳!!!
って心の中で思ったけど、いろいろやっても出来なかったので諦めました。



3週間後。またM君はお店にきました。

うわ、、ちょっときまづ。まあ仕方ないか

ふつうに接客しました。

まあ聞かれました。

LINE追加してくれなかったの?

「あーー、はい。なんか上手くできなくて笑」

絶対感じ悪かった!!!さいあく!!!!(心の声)

って思ったんですけど、M君すごいんですよ

あそうなの?じゃあQRでもいいかな
どうしても話してみたいなって思うんだけど


そんなに!?!?(心の声です)

びっくりしたけど、LINEゲットしました。

バイトが23時に終わって、携帯みると通知が来てました。


「無理いってLINEくれてありがとうね」


返しずら。え、なんて言うべきこれ
迷いましたが、

「ぜんぜんです!」


そしたらポンポン、ポンポン、LINEが続くわけです。絶対「ぜんぜんです!」で終わりだと思ったのに。


色々話していくうちに、M君のこと知りました。
・28歳
・丸の内で金融関係の仕事してる
・人事(?)というやつらしい
・趣味はジム
・焼肉とお寿司とラーメン大好き

に、に、28!?!?
さすがに25くらいだと思っててビックリしました。

たまに電話して、毎日LINEして、

それで会うことになりました。


もうね、楽しかったんですこれが。

初めて「ルノアール」というカフェ?に行きました。ホテルのフロントみたいだったなあ


M君ね、話がサイコーに面白んですよ。
ずっと聞いてて飽きないし、ツッコミもボケも丁度いいというか、波長が合う。

居心地の良さを感じました。


特に面白かったのは家族の話で、
長くなるのと、書けないこともあるので書きませんが、とにかく家族が大切なことが伝わってきました。


気づいたら3時間くらい話してた(笑)

それくらい楽しかったです。

その後は季節的にイルミネーションが始まったくらいの時期で、イルミネーションに行きました。


それも楽しかった。



そこで、M君に言われました。

「20歳の女の子に対してこんな感情生まれるなんて、まだまだ知らないことって多いよなあ」

「まだ知り合って日は浅いけど、好きです。付き合ってください。」

こんなどストレートな告白は初めてでした。

OKしました。理由は色々あります。
でもなにより顔が好みだから。


私は中身より外見大切にする派です。



それからはほんとうに一瞬でした。

M君と食べるご飯は全部美味しかったし、どこに行っても2人で大笑いして意味がわからない写真を沢山撮りました。

雨でも風が強くても、暑くても、寒くても、喧嘩という喧嘩をまったくせず、いつも仲良しでした。

記念日はちょっとお高いご飯を食べたり、誕生日はディズニー行ったり、何でもない日にプレゼントをくれたり、渡したり、勝手に服お揃いにしてみたり、コップなんかもペアにしちゃったり、


絵に書いたようなバカップル。

8個の年齢差を感じませんでした。


特別な日も楽しかったけど、なにより
何気ない日々がほんとうに楽しかった。

M君はどんどん私を好きにさせました。
新しい一面を知る度に、愛おしくて、胸がギューってなるような感覚。

好きだなあって無意識に口から出ちゃうほど好きでした。

お互いの卒アルをみて「ジェネギャ探し」したり、

絶対隠れられないのに、「ベットの中でかくれんぼ」をしたり、

夜中に荒野行動死ぬほどやったり、

2人しかいないのに「飲みげー」したり、

音痴なくせに「オリジナルソング」とかいって歌作ったり、

今日くらいいいよね!って言ってキムチ鍋にいっぱいチーズいれたり、

楽しかったなあ。


私はM君のかざらないところが好きでした。


M君って優秀なんですよ。
すごく頭いいし、回転早いし、仕事もできる。
運動もできるし、誰にでも優しい。

職場に耳が不自由な人が移動で来たって日の夜には、「初心者向けの手話」って本を買って

次の日にはある程度の自己紹介が出来るくらいまで覚えてました。


今まで関わったことがないことに、触れたことがないことに、なにも躊躇わず進んで挑戦していくような人でした。


小さい頃からやってるサッカーも県選抜に選ばれるくらい上手でした。

でも人より優秀なことをM君はひらけださない。

私は知らないことに対して触れないように、分からないから出来ないって思っちゃうけど

M君は分からないなら分かるまで
出来ないなら出来るまで

って人でした。それがすごく好きでした。


私は当たり前のようにこれからもM君と居るつもりでした。

ずっと一緒にいて、結婚するんだろうと思ってました。半同棲してて、毎日一緒にいて、楽しくて。




でもそんな3年は急に終わりました。


原因はわかりません。



急にいなくなりました。




M君から連絡が返ってこなくなりました。


いつもその日には帰ってくる連絡が、2日、3日、
1週間、返ってきませんでした。

なにかあったのかもしれない。事故かもしれない。


M君の家に行きました。
インターホン鳴らしても出ないんです。


M君の家族の連絡先なんて知らないです。


お友達の連絡先はインスタを少し。



連絡したことなかったけど、してみました。



M君のことなにか知らないですかって。




返事はありませんでした。


それから探すのをやめました。
きっと事情があったんだと思い込みました。



私は分からなかったです。

なんで急に何も音沙汰なくいなくなったのか

連絡が返ってこなかったのか

今どこにいるのか



でも振られたのかなって思いました。

こんな終わり方あるんだって笑っちゃいました。

酷い人だなあと感じました。

でも私にはなにも出来ないです。
M君のこと知ってるようでなにも知らなかった。



2週間くらい病みました。


面白ことに、匿名配送で私の私物が届きました。
M君の家にあった私の荷物です。
2人でお揃いにしたものの、片割れも入ってました。


なんだ、どこかにいるんだ。
安心しました。M君がどこかで生きてることを確認して。

それでも涙は溢れました。
ほんとうに、ほんとうに酷い人です。
3年間、こんなに好きにさせて呆気なく終わらせるなんて。

それでも嫌いになれない自分が嫌いでした。



時間は進みました。


M君がいなくても、時間は進むし、
明日は来るし、私は生きてる。




これ読んでる人、Mくんにどこかで再開する
未来見えましたか?


面白いことに、今もまだ分からないんです。



今Mくんがどこにいるのか、なにをしているのか

笑っているのか、泣いているのか

なにも分からないままです。


本当に理由がわかりません。


人生100年時代の今

Mくんと過ごした3年は一瞬のように感じます。

でもあまりにも愛おしい3年間でした。



Mくんが居なくなってからは

Mくんをたくさん責めました。


酷いなあ、無責任だなあ、一言くらい言ってくれてもいいのに、、


でもMくんとの思い出があまりにも暖かくて


思い出すだけで涙が出る時もあるけど

悲しい、辛い涙じゃないんです。



素敵な人だったなあって涙です。



私がMくんが居なくなったことに対して


あまりにも淡白だなって思う人がいるかもしれませんが

私なりに前を向いた結果です。


出会いも別れもいきなりだったけど

それでも出会えてよかったと思います。


たまに、

「別れる未来が来るなら付き合わなければ良かった」


っていうひといると思うんですけど



私はその考えを否定します。




誰かに出会えたから今の自分があって




私はMくんと付き合えたから


思い出すだけでこんなにも暖かい気持ちになれることを知りました。




別れ方はあまりにも納得がいかないし、辛いけど



でも受け入れるしかないんです。




たまーに、別れ話の相談が来ます。




みんなに絶対言うことが1つ。





「可愛くなろう」です。




可愛いにもいっぱいあります。



色んな自分をみつけて、色んな可愛いに出会いましょう。




その人があなたの人生の全てじゃない。




私はまだ、新しく出会いを求めているわけでもないし



恋人欲しいなと思ったりもしませんが、





人生ってタイミングなんです。



ほんとにどこで出会うか分からない。





その時に備えて、今日も筋トレしましょうよ。





最後ら辺、意味わからないことばっかり


言ってたと思うんですけど、読んでくれてありがとうございました。



Mくんとの3年を4000字以内に収める自分に驚いています。

好きなところ、思い出、全部書き出そうかなとも考えました。



でもそれは誰にも知られたくない私とMくんの


ふたりのヒミツです。



たった3年。されど3年。

20代の私にとっての人生1番の大恋愛でした。








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