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2023/05/11 着物をきちんと着ること

私の数少ない趣味の一つが着物である。

母は自分で着物を着ることができるし、
着付けもしてくれる。
しかし、いつまでもそれではいけないだろうと思い、
5年前くらいから月に1回習い始めた。

途中コロナウイルスの影響でレッスンができなかったり、
忙し過ぎてレッスンに通えなかったときもあるが、
12回×5年で60回くらいレッスンを受けている。

巷では「すぐに自分で着ることができるようになります」という
宣伝文句の着付け教室やワンタッチで着ることができる着物もあるが、
私は「昔の人が着ていたように、きちんと自分で着たい」と思うので
自分が納得できるレベルになかなか到達できない。

昔むかし、ハリスさんが浦和にやってきたときに、
日本人を見てこうおっしゃったそうだ。
「日本人は貧しいのに、きちんと着物を着ている」

言われてみればそうだ。
まだまだ日本が貧しい国だったときも、
外国人にとって、着物はきちんとしている印象を与えていたのだ。

昔の人のように、毎日着物を着ていたら、60回はまだ2か月。
そうか、週1、いや月2に着る機会を増やすだけでも、
違ってくるんだろう。

分かってはいるけど…(笑)

6月になると単衣の着物に衣替え。
衿を外して、洗濯して、また縫い付けて
次にすぐに着られるようにしておかなくては。

お手入れが大変だけれども、
それだけの価値があるものだと思う。

ぼちぼちやりましょうか。

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