くろねこ

最近は詩を書いています。 DEZERTと水色が好きです。

くろねこ

最近は詩を書いています。 DEZERTと水色が好きです。

最近の記事

【詩】花とわたし

テーブルに 飾った花 花びんは 紫と水色の グラデーション 水を入れると キラキラするの ぱっと華やぐ 花の色 少し具合の悪い わたし 花とわたし 二人のコントラスト ニョキっと伸びた いくつかの 黄色い花の つぼみ 「これから開くのね」 つい話しかけた わたしは これから 開けるだろうか つぼみのままだろうか

    • 【詩】ランラン ラララ

      心が踊る 音がする ランラン ラララ 楽しいな 緑の葉っぱ 集まれば タンタン タタタ 森になる 誰かがラッパ 吹いてるよ プープー パパパ きれいな音 青い雨が 降ってきた シトシト ポツリ 傘をさそう

      • 【詩】あなたの傍に私がいる

        私は言葉を生業にしているので 『言葉より大切なモノがある。』 と言われると 腹が立ちます 私は一人になりたかつたのです 誰の目も届かない所で いたづらをしてみたかつた せうして自分は あゝ そんなに悪くはないのだと 自分で自分を許したかつた 母からの解放 私の中にも規律はあります きつとどこかで学んだのでせう 私が「許せない」事柄は きつと誰かが「許す」事柄 透明な二律背反です 好きな人の横顔で 割かつた愛

        • 【詩】待っている

          どこかへ飛べる はずもなく 私は地に 足を着けて 目を閉じれば 空想に耽り 1本のペットボトルの 水が透明で 転がるシャーペンの音が 軽やかだと気づく 愛する人を 待っている その時間は もどかしい 振られてしまった 私では もう彼の手は 繋げない

        【詩】花とわたし

          【詩】大切な人

          才能があるとも ないとも言えず わたしは 宙ぶらりんです 酒を飲んで 倒れました どこか のどかな 風景のある場所に 行きたい そう 大切な人を 連れて行って 「待ってて」 メルヘンモチーフの コンパクトに 映した 女の子の声

          【詩】大切な人

          【詩】原っぱ

          両の うでを いっぱいに 拡げて 原っぱ 進みたい 風が ぴゅうっと 吹いて わた毛を いくつも 持ってった くつが 片方 失くなって どこ?と あの子が 泣いている ここらじゅうの 緑一帯 全部 わたしのものだ 一歩一歩 踏みしめれば 大事な 大事な 跡になる 一目散に 駆けてゆけば 大地の 大地の 音がする 太陽が わたしの方を 向くから 吹かれた わた毛も 失くした あの子も すうっと背伸びが できるでしょう

          【詩】原っぱ

          【詩】囚われている人

          空白を埋める努力をしました 私は詩の素人 命を賭して 「死ノート」・・・死のうとして 爪の先の濡れた桃色 味見され過ぎて 減ったスープ アジサイ色かラベンダー色かの論争 知らないという事が まっ黒で怖かったのです 君の横顔にKISS 気づいてヒステリー マグカップのコーヒーだけが ほっとできる居場所でした あなたは空を知っていますか? 上を見ることの意味を 「さよなら」を言わずに 居れたなら 良かったでしょう 何もつけ加える事なく 去って 名

          【詩】囚われている人

          【詩】踊るクラゲ

          踊るクラゲ 泳ぐクラゲ 恐ろしい夜明け 独りで こちらを見て 笑っている 歪な白い仮面 おもいがけず てっぺんの ふたを 開けてしまって 飛び出して しまった シャーペンの芯は 4本 もう続きが 描けそうな 気がする 赤いネクタイ 血眼になって 探して 「見つけて」 お願い された ワルツは 舞踏会で 踊って

          【詩】踊るクラゲ

          【詩】黄色いパンジー

          夜11時からの読書 幸せだなぁ 夜のむらさき ずっと起きてる ため息一つ あじさい色のネイル 自分自身をセール 私には世界など 見えていなかったのだ 知らない名前で 作られた野原 冷めない flower 筋肉痛が 気になって 黄色いパンジー キッチンで会おう

          【詩】黄色いパンジー

          【詩】蜜

          詩を3つ書いた シフォン 蜜 嗅いだ 階段 海岸 時計回りに ホットケーキ ほっと 契機 先生 センセーショナル なるほど 納得 黒髪 梳かして かしげた 首筋 未練 連立 立証 嘘 甘い エトセトラ

          こもれび

          先日天気の良い日にお散歩しながら作った詩を載せます。 街路樹の下 歩きたくなって 緑の中 飛び込んだ 顔を上げて きらめく太陽 吸いこまれそう そう思った わたし 地球の上にいる キラリ 信じるものがある そよ風揺れた 短い散歩道

          愛の色

          愛の色は何色かと聞かれたら、人によって想像する色は違うのかな、と思って作った詩です。 乗せる セル画 円い(まるい) ブラックコーヒー みずたま 排水溝 愛の色は どんな色? 赤い色と 私が言う ピンク色と 彼は笑う 金色の犬が カベにいる 「おはよう」を 言い忘れたら また 戻っておいで

          巡る愛

          昨日BECK'Sでアイスコーヒーを飲んでいて、飲み干して氷だけになったコップを見つめながら作った詩を載せます。 苦い アイスコーヒー 慈愛 ダイス 胞子 報告を 怠らないで 視線 こっちへ頂戴 意味歩く ミルク かき混ぜる 氷 自然 手にしたのは 飽き足りない 在りか

          生きることと死ぬことと

          今日は、とても抽象的な概念を詩に込めてみました。 死んだフリだ フリーダムだ 金(カネ)と鐘 生きているフリは スカートのプリーツだ 風とかね 揺れる 淵から くちびる 期待 乗っかろうとして 遮って なけなしの ひとひら

          生きることと死ぬことと

          おかわり

          今日は、日常の1コマを詩にしました。 午後3時 立ち寄った ドーナツショップ 大好きな チョコファッション 飲み物は ホットコーヒー 隣には 女子高生 「8組の 男子の ガンメンヘンサチ エグいよね」 なんて 言ってる ここは コーヒー おかわり 自由 持参した ムーミン 読んで コーヒー 流しこむ ゆったり 安心 できる 時間

          山にあいさつをしよう

          新しい地に引っ越してきて、数ヶ月。 遠くに見える自然に馳せる想いを詩にしました。 この地に きてから ふと 遠くの 山々を 見つめる その 山々は 私に 気づいているだろうか? たまに 見に行く サギが 居た あの 川は 私を 知っているだろうか? 山を 川を 見つめる 視線 まるで 好きな人を 見つめる 視線 地味な この私に 気づいて 欲しい 山に 川に あいさつを しよう

          山にあいさつをしよう