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【留学生インタビュー vol.1】様々な国の人と出会えた半年間

今回は台湾から今年3月から9月までの半年間「長崎大学日本語・日本文化プログラム(JLCP)」を活用して、長崎大学に留学している江郡庭(ジャン ジュン ティン)さんにインタビューをしました!


長崎大学への留学のきっかけ

ーまず初めに長崎大学に留学を決めたきっかけを教えてください。 
日本には仙台、東京、沖縄と3回来たことがあったのですが、九州を訪れたことはなく、大学の留学先の選択肢にあった長崎に興味を惹かれて、長崎大学を選びました。
ー日本のほかの地域を知っている上で、長崎に初めて来たときの印象はいかがでしたか? 
東京等の都会と比べると長崎は時間がゆっくり流れている印象ですね。寮の近くにある公園の桜が綺麗で感動したのを覚えています。

立山公園の桜も見に行きました

長崎大学での留学生活について

ー長崎大学に来て、印象的だったことを教えてください。
留学生が台湾の大学より多いことです。日本人以外にも欧米の人や色んな国の人と出会えました。特に「Eureka!」(長崎大学の国際交流サークル)で多くの人と繋がりができて友達を作れたのは嬉しかったですね。
ー私と出会ったのも「Eureka!」でしたね。「Eureka!」は多くの留学生が参加しており、毎週新しい人と交流できる場ですね。

ー長崎の生活で楽しかったことを教えてください。
稲佐山の夜景と港まつりの花火を見たことです。とても綺麗でした。もちろん花火は台湾でも見れますが、大好きな日本の音楽に合わせて打ち上げられる花火を見れたのは特別な思い出です。
ー港まつりでは浴衣を着られたとか。
初めて浴衣を着ました!浴衣で祭りを回るのは楽しかったけど、帯が窮屈で大変でした…。

浴衣を着て「Eureka!」のメンバーと行った港まつり

ー長崎の好きなところを教えてください。
食品が安くて自炊がしやすいところにとても助けられました。留学生にとっては大きなメリットだと思います。

台湾との違い

ーでは、あまり外食はされなかったんですか?
大学近くのマックにはよく行きました!ちょっと恥ずかしいのですが、日本で初めてマクドナルドに行ったとき、台湾でいつも飲んでいたコーンスープを頼んだんです。でも、日本にはないメニューだったみたいで、店員さんを困らせてしまいました(笑)国が違うだけでメニューも違うんですね。

ー日本人の学生の印象を教えてください。
欧米人も台湾人もジョークを言うときにたまに失礼なこと言うけれど、日本人の学生は失礼なことを言わなくて礼儀正しいです。それが心地よく感じます。

留学生にアドバイス

ー最後にこれから長崎大学に来る留学生にアドバイスはありますか?
非常に個人的なアドバイスですが、もし運転免許証を持ってこれたら旅行をする際に役立つと思いますよ。私は持ってきていなかったので交通費がかさみました…。※海外の運転免許証は日本では使用できないため、切り替えの申請が必要です。国・地域によっては技能試験等もあります。

また、長崎大学には「Eureka!」のようなサークル団体があり、留学生の友達も作りやすいです。積極的にそういったサークルに顔を出してみてほしいですね。

熊本県阿蘇市で乗馬体験をしている写真
鹿児島県の桜島に行った時の写真

編集後記

長崎大学での留学生活から趣味の旅行の事まで語ってくれた江郡庭さん。今回の留学生活では、授業の合間に九州各地を巡り、次回は大分に行くことで九州すべての県を訪れることになるといいます。留学前に興味を持った九州を存分に楽しんでいる様子が印象的でした。

取材日:2023.8.3
記事:Maeda

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