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【前編】「大自然のもとでの冒険! 経験! そして出会い。多文化社会学部生のカナダ留学記録」



レスブリッジ大学

多文化社会学部生の皆さん、そして多文化社会学部への進学を希望している高校生の皆さん! 海外留学に行きたいですか?
「どの国に?」「どんな大学がいいのか?」「どんな準備が必要?」などなど、わからないこと、迷うことは多いですよね。一年前は私も同じでした。そこで今回は、長崎大学多文化社会学部から一学期の間(2024年1月〜4月)、カナダのレスブリッジ大学に留学していた3年のmomoが準備段階から帰国するまでの留学記録をシェアします。

バンクーバーへ向かう途中の機内から見た空

カナダに留学したいと思った理由

「留学したい!」という憧れは実は小さい頃からありました。幼い頃から英語を学ぶことが好きで、英語を話せるようになってもっと多くの友達を作りたいと思っていました。そのために北米に留学して英語を磨きたい、と漠然とした目標を抱いて多文化社会学部に入学してきた私。
2年生になった2023年4月、留学説明会で留学中の先輩のお話を聞いて、私も行動を起こしたい、外に出てみたい!という思いから、留学することを決めました。その頃に、学部の提携校のうち北米にある大学の中で興味のある授業が取れる大学を探しました。私が興味を持っていたのは、ニューメディアに関する授業。さて、ニューメディアとは? あまり聞き馴染みがない言葉かもしれません。この分野では、デジタル技術を活用したコミュニケーション手段について学びます。大学に進学して以来、プレゼンテーションをしたり、アイデアを提案する場がたくさんあり、より実りあるコミュニケーション手段を学ぶことで、視覚にも聴覚にも訴える提案をできるようになりたいと思っていました!

留学準備はバタバタ忙しい!?

2年生の4月。多文化社会学部の留学説明会を機に出願の準備を始めました。留学先の大学を決めるにあたって、学部の留学相談室に何度も相談に行きました。わからないことだらけだったので、気になることを全部質問して相談に乗っていただきました。相談できる相手がいて、見通しを持てたことが安心につながったと思います。

長崎大学の交換留学制度では、学内選考で「長崎大学の代表として派遣するにふさわしい」と判断された学生が交換留学の候補者となります。
この時期は出願書類の準備と並行して、レスブリッジ大学の出願に必要なIELTSスコアを目指して試験勉強をしていたので、とても忙しかったです。無事に留学に必要である6.0を超えるスコアを取得でき、学部に出願書類を提出してから、今度は奨学金の申請書類も準備しました。7月の下旬に正式に留学が決定。留学先大学への推薦を多文化社会学部の留学相談室の方にしていただきました。そこからは私が直接、留学先の担当の方とメールなどでやり取りを交わし、Zoomで寮や履修登録についての説明会もありました。もちろん英語です。 ここでも、疑問に持ったことは全て聞いて解決するようにしていました。質問に対してウェルカムな姿勢でいてくださったので、尋ねやすかったです。

航空券の予約や携帯電話の契約などについては、同時期に留学する他大学の日本人学生とも連絡をとって相談していました。留学先のレスブリッジ大学がチャットサービスアプリ「Discord」で留学生用のグループを作ってくれていたので、そこを通じて留学生同士が繋がることができました。

2023年10月、出発直前の2ヶ月で、スーツケースや防寒具など荷造りを進めていました。パッキングしていくときのワクワク感と日本を離れて1人で留学に行くことへの不安の入り混じった気持ちは忘れられません。2024年1月1日、カナダのレスブリッジに向かって出発しました。
 
 多文化社会学部の留学プログラムについてはこちらから

大学のキャンパス

レスブリッジってどんなところ?

レスブリッジは、カナダの内陸部アルバータ州の南に位置しています。日本からバンクーバーまで約9時間。そこからカルガリーまで2時間のフライトを経て、カルガリー空港からバスでさらに約3時間! 計14時間超えの長旅を経て辿り着いたレスブリッジの街の第一印象は「空が広い!」でした。ダウンタウン以外は荒原が広がっていて、遮るものがなく空に飲み込まれてしまうと思ったほどです。さらに驚いたのは、大自然に囲まれていたこと。キャンパス内で野生の鹿を見かけない日はないほど。4月にはプレーリードッグにも出会えました。

野生の鹿さん
野生のプレーリードッグさん

 そんな環境の中にレスブリッジ大学はあります。4学部、3学科からなる総合大学で、具体的には教育学や心理学、芸術、生化学から運動機能学まで様々な授業が開講されています。レスブリッジ大学では、専攻に関わらず、自分の興味のある授業をとることができるので、学部に関係なく色々な関心を持った学生と出会うことができてよかったです。学内にプール付きのジムがあったり、図書館には24時間勉強ができる部屋があったりと施設がとても充実していました。

キャンパス内から見える景色。空の大きさに圧倒されます

大学から程近いダウンタウンに出てみると、小さな町でしたが日本食レストランはたくさん見かけました。第二次世界大戦中に日本人が収容されていた町でもあって、日本人のルーツを持つ方も多いそうです。

ところで、カナダの冬はいつからいつまでだと思いますか? レスブリッジでは10月から雪が降り始めるそうで、帰国直前の4月にもまだ降っていました。雪が降ったら、雪だるまを作りたくなりますよね。でも残念! レスブリッジではそうはいきません。乾燥した気候のため、乾いた雪は固めてもほろほろと崩れてしまいます。私が経験したレスブリッジの春(4月)は、マイナス15度の雪の日もあれば、20度まで上がる日もあって、気温差がとても激しかったです。

雪の日の大学


次回(後編)はレスブリッジ大学で学んだことや実際に暮らしてみて感じたことを紹介します!
お楽しみに😊

長崎大学からの留学についての情報はこちらから


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