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「ブルベ肌」の誤解

先日ネットで「コスメでブルベ肌を目指す!」的な記事を見つけました。

ブルーベースに分類される色のコスメを使ってメイクを行う、という内容でしたが、それよりも「ブルーベース」が憧れを含んだ「目指すべきもの」として扱われていることに、「とうとうここまで来たか…」と複雑な感情を覚えました。

ここで言う「ブルベ肌」はおそらく「色白」とほぼ同義語かと思います。
日本人を含む黄色人種には、肌の色が白ければ白いほど美しい、という価値観が少なからずあり、コスメコーナーの美白化粧品の数や、画像をアプリで加工する際、多くの人が実際より白い肌に変えるのを見ても分かりますね。

ただ、「ブルベ肌」という言葉は、2つの意味を持っていて、どちらの意味で使っているかを明確にしないと混乱を招くような気がしています。

【ブルベ肌とは】
1.ブルーベースの色が調和する肌色→元の肌色が何色でも、ブルーベース分類されるカラーを身につけると、良い効果が得られる肌色。

2.ブルーベースをつけた時に見られる「色白さ」を元々持っている肌色。ブルーベースの色が調和するかどうかは不明。

〜2つの違いを説明するとこんな感じでしょうか。

個人的には、血色が良く健康的な肌色も、透けるような白い肌も、それぞれに魅力があると思います。

それでも、肌の黄色みが気になったり、「理想のイメージが儚げな色白肌」であれば、目指す肌色に近づけるカラーを選んで「肌色の変化」が楽しめれば、それもパーソナルカラーの醍醐味の1つだと思うのです。

まぁ、年齢を重ねるごとに、肌の色より、いかにシワとタルミを隠せるか?シミを目立たなくする色は?開いた毛穴を隠せる色は?!…と、どんどん課題が増えていくので 😅 若い方には「なりたい自分」を目指して、思いっきり沢山のカラーにトライして欲しいなぁと考えています。


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