花と言葉
言葉は溢れ過ぎていて
その溢れ過ぎの言葉達から
何を拾い
どう理解し
どう受け止めるか
受ける側の懐の深さやセンスが問われる
今は言葉を簡単に遠くへ放つ事ができ
その放った言葉達が
どこへ飛んで行くのか
どこへ刺さってしまうのか
そんな配慮を全くしないで
放たれただけの悲しい言葉達もいる
言葉には罪はなく
無神経に放たれた言葉達も
泣いているのではないだろうか
こんな使い方をされたくはなかったと
そんな事を考えている時に
出逢った詩がある
꽃과 언어
花と言葉
언어는
꽃잎에 닿자 한 마리 나바가
된다
言葉は
花びらに触れようと一羽の蝶に
なる
언어는
소리와 뜻이 찢긴 깃발처럼
펄럭이다가
쓰러진다
言葉は
音と意味が破れた旗のように
はためいていたが
倒れいく
꽃의 둘레에서
밀물처럼 밀려오는 언어가
불꽃처럼 타다간
꺼져도
花の周りから
満潮のように押し寄せて来た言葉が
花火のように焼けていき
消えても
어떤 언어는
꽃잎을 스치자 한 마리 꿀벌이
된다
ある言葉は
花びらをかすめようと一羽の蜜蜂に
なる
문덕수
ムントクス(発音はムントッス)
한국인이 가장 좋아하는 명사 100선
韓国人が最も好きな名詩100選 より
言葉や時間を尽くして
真っ直ぐに飛ばす事が出来ず
消え去ろうとも
諦めずに
時にはしたたかに
言葉を紡いでいこう
時には蜜蜂のように…
そう私を鼓舞してくれた
美しくユーモアがある詩
詩というのは
日本語でも理解が難しいものが多いので
韓国語の詩を理解するのは
かなり難しいし
どのような背景があり作られたのか
調べなければならないのだろうが
今の私は
学び知った言葉を真っ直ぐに受け止め
自分の心で理解して
言葉にときめきながら過ごしたい
ただそれだけ
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