社会人やりながら美大生をする苦悩(その2/スケジュール管理)

お世話になります。東方です。

前回「社会人をやりながら美大生をする苦悩(その1)」を書きました。
今回はその続きです。具体的には前回挙げた⑴~⑶の⑵「スケジュール管理」です。

通信制の大学はどこもそうだと思いますが、勉強のスケジュールを自身で管理しなければいけません。私の通う京都芸大(旧京都造形大)の通信課程は最短で2年(普通4年)で卒業でき、私はその2年卒業コースを選択しています。
はっきり言って課題地獄です(笑)
ちょっと仕組みを説明すると、選択する授業はおおまかに
①与えられた課題に対するレポート提出&テスト
②土日の座学&その授業に関するレポート提出
③自身で動画を視聴&レポート提出
の3種類です(③はやらずとも卒業できますがやる人が多いと思います)。
ここに卒論が加わります。

卒論を除いてこの中で一番きついのが①です。
基本的に文献を自分で探すところから始まるので、結構時間がかかります。
このタイプの課題だと、2~3週間で一つ終えるのがやっとです。
しかも①のタイプはテストもあります。
このテストはウェブで受講するタイプで、制限時間1時間のうちに800字とか1000字で○○について書きなさいという内容です。
基本的には取り組んだ課題の内容に沿ったテストになりますが、それでも1時間という短い時間で1000字前後は書かないといけませんので準備が必要です。
ということで①のタイプは時間的にも心理的にも圧の大きい授業(課題)となります。

ここでタイトルのスケジュール管理に話を戻しましょう。
①~③の授業を消化し、且つ期日までに複数のレポートを提出するにはスケジュール管理が不可欠です。
私はここにいつもここに頭を悩ませています。
現在のやり方としては、今後半年で受講すべき講義(上記②の授業)を確定し、その前後に①や③をはめ込んでいます。ここから1か月ごとの理想のスケジュールを立て、それを4分割して一週間のペースを決めています。
平日は文献を読むのに時間を使い、土日は得た情報をまとめて実際にwordに書いていく作業に時間を使います。

と、理想的に進めばいいのですが実際このように円滑に進むのは稀で、土日で平日の借金を返済して且つ本来の工程をやっているのが現状です。
こうなると土日でもやりきれない部分が発生し、全体的に予定がずれ込みます。そしてその都度スケジュールの変更を余儀なくされます。
実際の会社での仕事と似通った部分がありますね。でも、自身が頑張れば如何様にでも進捗が生まれるという意味では、課題の管理の方がマシかもしれません。

ちなみに、一年間自分なりに一生懸命やってみた感想としては、「一年のうち4週間分くらいは休める。その他の時間は何かしら課題をやってないと終わらない」です(何べんも言いますが、あくまで2年卒業コースでは、の話です。4年だともっと軽いはずです)
ですので、長期休暇は休みというより課題をたくさんできる時間として活用しなければいけない状況です。

スケジュール管理の話というよりは如何に課題をやる時間をとらなくてはいけないのかという愚痴みたいな内容になってしまいました(笑)
でも多量な課題に不満タラタラかというとそうでもないんです。
元々体系的に美術史の勉強がしたいと思っていた自分としては、課題で強制的にいろんなジャンルに触れられるのはありがたいことなんです。
なので苦しみ8割楽しみ2割くらいの感覚でやっているのが本音ですね。

ということで、長くなりましたがスケジュール管理の話はここで終わりです。

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