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ターニングとチューニング

久しぶりに大学の友達と集まった。
そしたら、その友達の1人が、今度結婚するって報告を受けた。

ずっと昔から知ってるカップルで、彼女側とも面識があった。だから、とてもおめでたいって思った。

中学校の同級生は結婚してる人が多い。私の出身は、人口が1万人程度の田舎だから、結婚するのが早いと思う。高校卒業か21歳になる頃には結婚してるイメージがある。

大学に行かずに、地元で就職してたらもしかしたら今頃結婚してたのかな。

まあ、私はというと、先日、誕生日を迎えた。アラサーになった。子供の頃は誕生日が待ち遠しかったけど、今となっては、歳をとると若さが失われていくような、そんな歳になってしまった。

地元、大学、社会人と、それぞれ違う場所で育った私は、チューニングが必要だと思った。
多分、価値観とかが大分違う。地元では若くして結婚する人が多いし、勉強なんてしてたらマイノリティ、だから大学に行く人もあんまりいない。
でも、大学、社会人となれば、学歴が高くなるにつれて、結婚する年齢も高い気がする。
だから、大学の友達の結婚報告には、そんな歳かーと感じた。

地元の友達の結婚には何も感じなかったのは、私のチューニングが、地元基準の価値観から、大学、社会人基準へと変わってしまったから。

ターニングこれは、ターニングポイントのこと。

元カノと出会ったのは、2年前の誕生日の少し前だった。キミと出会ってなかったら、今の自分は無かったかな。いい意味でも悪い意味でも。

キミと出会ったのがターニングの一つかな。
人生で一番好きだったし、こんな好きになる事はまだ無かったから、私がこんなに人を好きになることができる人間なんだって気付かされてくれた。

ターニングはいくつもあるよ。たぶん。
二つ目は、キミと別れたこと。
これが無ければ頑張って就活もしてなかったかもな。適当でいいやって思ってたかも。

別れて、キミが別の人の彼女になったから気付けた事もあったと思う。
そのことを知った時は、しばらくショックで1年くらいは気持ちが上向かなかった。
キミと彼氏がラブラブそうなのをみるのは、まさに生き地獄だったよ。

人生で一番キツい辛い経験をした。と思う。

人生で、これを超える苦痛はあるのか?ってくらい辛かった。でも、お陰様で仕事の辛さなんて屁でもない。なんなららこれ以上の怖いものはないって思ったら、精神がめちゃくちゃ強くなった。就活も上手くいった。

まあ元カノのこと引きずるのはもうないけど、もう一回会いたい気持ちは少しある。仕事関係で元カノの分野が少しあったから連絡しようかなとか思ったし。

まあでも、もちろん連絡してないよ。なんならよくやくキミがどんな声で喋っていたかも忘れてきたし。

とりあえずは、次の誕生日までには、忘れられたらいいなって思ってます。


p.s.
元カノからの誕生日ラインなんて期待しても来ないです。

ナカバ

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