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アナタを、好きにさせる才能は無かったみたい


桜が散って、春が終わり社会人になって2ヶ月が経った
全体研修から個別の研修など、多種多様な研修を得て個性豊かな同期の人と仲良くなった。
そして、色々と感じること、気付くことがあった。

全国各地、なんなら海外から集まった同期なだけあって、同種な人はいない。
その人の背景や、言葉、なんなら訛りだって、違うものがたくさんある。
自分にとってはそれを感じるのは新鮮で楽しかった。

でも、同じ会社に入ろうと、志しを持ったもの同士、通じる部分があったのか、すぐに打ち解けられた。

そんな中、研修を通して感じたのは、みんながみんな、才能豊かで優秀であるということ。

自分はそんな優秀さを持っていないから、客観的にみて同期の凄さが身に染みてる毎日だった。

いろんな奴がいるって部分に関しては、宇宙兄弟でこんなセリフがあったのを思い出した。

「グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴がいて、パーみたいな奴もいる
誰が一番強いか答えを知ってる奴いるか?」

まさに、グーチョキパーのような才能があって、お互いに得手不得手があるそんな人の集まりだった。


今までを振り返って、ちょっと自分の才能を整理してみても、大した才能は持ってなかったと思う。

めちゃくちゃ抜群な運動神経があったわけでもなく、テスト1位を取るような学力や頭脳もなかった。

才能というものは、自分の欲しいものを持ってる方が珍しいと思う

今になって一番欲しかった才能は、元カノを好きにさせる、させ続ける才能だったのかもしれない。

でも、もちろんそんな才能は持ち合わせてなかったみたい。

好きにさせること、、、は出来ていたか分からないけど、好きにさせ続ける才能が幾分かあれば、今の結末は迎えていなかったかなーって考えたりもして。
何かが噛み合わなかったといえば、そんな一言で片付くことのような気もする。

タイミングなのか、環境や状況なのか。
何かが違えば、うまく行っていたかもしれないし、逆に出会う事さえなかったかもしれない。

でも、アナタも才能がたくさんある器用なタイプには見えなかったよ。お互いに、足りない才能を補い、傷を舐め合ってるくらいが、ちょうど良かったんじゃないかって思うよ。

現実に残ったのは、僕なんかより2枚目でかっこよくて、才能が溢れてるヒトの所に行ってしまったって事実だけ

だから、アナタを好きにさせる才能はなかったけど、無いなりにも出来ることは頑張ってたよ。
ただ、それが身を結ばなかっただけで。
この経験は、今後の才能を培うための糧だったって、前向きに捉えてみるよ

今は大した才能がないし、仕事からなにから、何にも出来ないけど、もう少し頑張ってみようと思う。
まだ、社会人のスタートラインに立ったばかりだから。
次に巡ってくる機会に備えて



p.s.
元カノへの未練は無くなってるけど、たまにあの時どうしてればとか考えちゃうことはあります。社会人一年目は大変な事たくさんあるけど、自分なりに社会人頑張ってます。

ナカバ

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