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あの頃は、ずっとキミの横顔を見てると思ってた

世間では、紙幣が刷新するらしい。
朝のニュースを見ていたら、特集されていた。
お札の刷新は、20年振りらしい。自分が物心つく前から変わってないんだから、人生で初めてお札が変わる感覚だ。

過去のお札から新しいお札に変わる。
これは一つの分岐点のような気がする。
平成から令和に変わったように、何十年に一度しかない、一つの節目!って感じなのかな

これから新しいお札、渋沢一万円、津田五千円、北里千円は一般に浸透していくんだろう。

福沢一万円、樋口五千円、野口千円は、そのうち忘れられると思う。過去の記憶として、受け入れられるのだろう。

世間は、何事もなかったように流れていくだろう

でも、いまだに、僕の中ではキミの記憶が流れていかないよ。新しいモノに取って代わらないよ。
あの頃は、キミが隣にいるって事実が、過去になるなんて思ってなかったから。

そして、いろいろ過去と向き合いながらも大学を卒業した


社会人になって、キミと出会った地域から、遠く離れた場所に来て5ヶ月くらい経ったよ、別れてからはもっと経つけど

正直、今でも会おうって言いたい。遠く離れてはいるけど。
LINEで、どうしてるの?とか、久しぶりに会おうよ!とか連絡しようか迷って葛藤して、結局、打ち込んだ文章を消す。

だって、もう連絡するべきでないと分かっているから。
こう思えること。連絡をしなかった事。これは、だいぶキミとの事を忘れてきたのかな。

若し、あの時、別れることが無かったら今頃どうなってたのかな。同棲でもしてたかな?なんの仕事をしてたかな?別れてなかったら、今の現状みたく、外の世界を見ることはなかったと思う。

結果オーライといえば、そうだが。望んでいた未来は、多分別の道だったよ。
キミが今、なにをして、どんな仕事をしてるか全く分からないけど、僕は元気にやってるよ。

現実に起こった結果が全てだし、紙幣刷新も、東京都知事選も、世の中は上手く流れていく。
でも、僕はもう少しだけ、キミとの記憶に逆らってみるよ

では、また

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