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【戦後史の転機1995年の影響が日本を襲う衝撃】阪神・淡路大震災

前回1995年に起こった戦後史の転機について触れました。

その1番目が阪神・淡路大震災です。

1995年1月17日。

この地震は都市直下型であったため、死者5,500余名、負傷者41,500余名、さらに全壊家屋は10万戸を超えるなど、その被害はきわめて甚大でした。

財産を多く失い、愛する我が家を失った人は、全壊、半壊合わせて24万9170棟で、全焼建物は7036棟でありました。

日本で阪神・淡路大震災が発生した1995年はボランティア元年とされています。1月17日は「ボランティアの日」と定められ、さらにはその日を中心にして前後3日を足した1週間はボランティア週間となリました。

地縁や血縁などのそれまでの繋がりの中で、あるいは特定の人たちだけが行うものとなっていた狭き枠組みが外れ、ボランティア活動がこの国の大衆の中で大きく花開いたのは阪神淡路大震災によってです。義捐金や間接支援を行った人達も大勢いました。

実際に被災地に足を運んだ者は3ヶ月間で116万人、1日平均2万人を超えました。

日本で始まったボランティア文化が、後の東日本大震災にも、また、多くの海外の現場にもしっかり引き継がれるようになったのです。

幾度の被災を経験してもその都度、しっかり立ち上がりたくましく前進する日本人の逞しさに世界中の人々を感動させています。

日本人は、素晴らしい。

ヨハネの第一の手紙 4:11 口語訳‬
愛する者たちよ。神がこのようにわたしたちを愛して下さったのであるから、わたしたちも互に愛し合うべきである。



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