この愛は、惰性。
私は26歳の拗らせ女だ。
私と彼は、大学1年生から約7年間付き合ったり別れたりを繰り返してきた。
それは恋人というよりパートナーという言葉の方がしっくりくるような間柄だった。
彼との付き合いは
惰性というか平凡というか
ただただ刺激のない
でも1人でいるよりも2人でいた方が落ち着く
そんな関係だった。
そんな彼との何気ない会話だった。
私たちはどっちが先に死ぬのかな?
そんなことを電話で聞いてみた。
返ってきた言葉は予想外なものだった。
俺の方が長生きするよ。
私はその一言で彼との結婚を決めた。
こんな優しい言葉を私に投げかけてくれる人は、
ここまで私の弱さを理解してくれている人は
もう2度と現れないと思ったから。
女に生まれてきてしまった性なのだろうか。
私たちは恋に刺激を求めてしまう。
この人を好きになってはいけないなって
頭でわかってるのに
そんな人ばかりに恋をしてしまう。
それはそれでいいと思う。
でも刺激的な恋は、自分の心をすり減らす。
思い出すと泣いてしまうような恋は
彼から与えられる愛より
あなたは多くの代償を払っている。
これ以上、心を傷つけるような恋愛は
己の身を滅すだけだとわかって欲しい。
以上、今日は惚気の話。
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