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アプリとタスク最小化でメイク習慣がついた話。

習慣化が力になる

メイクとファッションを手段とした私のセルフプロデュース大作戦には、行動を習慣化することが肝心でした。

一度にそろえてインプットをたくさんして、いざ始めようとすると脳みそが消化不良を起こしてしまいます。コスメをかっていざやろうとしたら続かなかった… なんてこと、よくあると思います。

今までの記事で紹介したように、私はある程度作戦を立てながら実験してみました。それは一番手ごろなところから、タスクをこれでもかというくらい小さくし、できなくても記録をつけたことです。
具体的に言えば、お風呂でできる洗顔に始まり、保湿→眉→アイメイク→ベースメイクという流れです(洗顔~眉の整え方は記事をご覧ください)。



続かないならトコトン小さく、自分に甘く

過去を振り返れば美談のように映りますが、私はメモ魔でもなく、手帳も持ち歩かず、家のカレンダーで予定を確認するほどのずぼら女です。

大体のことはスマホで納めれば、いやでもアプリのアイコンが見えるだろうと思い、タスクの進捗が見えるアプリ「DotHabit」を入れました。
タスクを入力し、できた日に入力するとマス目に色が付き、その時どうしたか記録することができます。マス目に色がつくと続いていると実感が持てるんですね。

あとできなくても、どうしてできなかったのか記録として入力しちゃえばいいのです。そうするとマス目に色がついて、なんちゃって出来た感に浸れます。それじゃ意味ないと思いがちですが、私は自分に死ぬほど甘くして、完璧にこなすことをあきらめました。

タスクはほんとに小さくしました。正直なことを言うと「洗顔ホイッパーに触る」とか「眉のムダ毛を剃るフリをする」とか「アイブロウペンシルを持つだけにする」といった、はたからすればそれでいいんかレベルのものです

いいんです、だって朝は死ぬほど忙しいですし、カンタンに楽しくなれなきゃ続かないんですから。

他にもおすすめのアプリは「ごほうび」です。
毎日タスクから曜日別タスクまで入力できますし、タスクの難易度からポイントをつけて、ポイント獲得後に自分が決めたごほうびをゲットできます。

スマホゲームみたいにタスクを管理できるので、ずぼらかつゲーム大好きな自分には合っていました(このアプリはメイクの習慣化ではなく、転職した際になれないタスクを管理するために使用しました。とても役に立ったので皆様にご紹介します。)


個人的に動画見て調べながら試して、効果を実感して楽しくなって… といい感じに楽しいスパイラルに乗れたのがよかったのかもしれません。疲れ切った顔を見ていやだったのが「次はどうためしたらよくなるかな?」と思えるようになったのです。

※はじめてメイクで参考にしたものや、調べ方については👇の記事をご覧ください。


自分の顔にコンプレックスがあって、見るだけで吐き気がしそうだったのですが、その時自分は生身の人間と思うより、顔面をキャンバスにとらえて「そういう顔をした(自分だけど)ガワ」と思っていました。※これについてはまた別記事で載せます。




習慣化の波にのれたら乗る、だめなら変える

小さくしたタスク1つあたり、だいたい1~3週間程度できて、次いってもいいなと思ったら流れに乗っちゃいましょう。アイブロウブラシを握ったら、次は粉を眉毛につける、といった具合です。

一度に眉毛を完璧に仕上げるのは無理なので、萎えたら別の楽しめそうなタスクに移行しちゃいましょう。単色アイシャドウを指で塗るだけ、ビューラーでまつげを上げるだけ、ダイソーの220円のホットビューラーに挑戦するだけなど、とにかく自分のテンションが上がりそうなタスクに切り替えます。

逆に「持つだけとかつまらんわ」と思えるなら、それはラッキーです! 「持つ+使う」とタスクの難易度を高くして実行する力がある証拠です。ぜひ「アイブロウをかく」と難易度上げてやっていきましょう。

もし、別タスクに移行する際に過去のタスクを消すと、どんなメイクをして効果があったか、その時楽しかった記録が丸っと消えてしまいます。

ですので、表示優先度を下げるなどして、時間を置いてから消すことを推奨します。ホイホイ消していたら当時の記録がなくなって、遡ることになった時に不便でした。その際は有料プランに切り替えてもいいかもしれませんね。

持論ですがメイクは義務ではありません。やるなら自分のテンションが上がるように、「楽しいと思うスパイラル」に自分が乗れるようにすると、意外と気持ちが楽になります。



勇気をもってSNS宣言すると、反応が嬉しくなる

もし、SNSをやって誰かと交流しているようであれば、勇気をもって「私お化粧はじめてみたんです」と宣言してみてください。

ツイッターの鍵垢でも、別のツールでも、リアルでも構いません。誰かに宣言だけで「あ、あの子変わってきたな」と変化が伝わります。ただ「化粧して何になるの?」などマイナスな言葉を出す人には宣言しないように気を付けてください。せっかくのチャレンジが悲しい記憶になりかねません。

私はSNS(非公開)とリアルで宣言していたところ、職場で「きれいになったね」「変化しているところを見て、私もやろうと思った」などありがたい言葉をいただきました。見られていないところで、意外と良い変化があったと思います。

もちろん無理にとは言えません。ただ、これからチャレンジするなら、反応がほしいというのが正直なところなので、誰かしら応援してくれる人がいると成功しやすいと思いました。

まとめ:①タスクは最小に自分に甘く②楽しい流れに乗って③誰かに宣言してみてもらう


※最後に、自分で習慣化するうえで参考にしたのが、ダイヤモンド社の『独学大全』。目からうろこだったのが2分だけ触ってみる!(2ミニッツ・スターター)でした。それでもいいんだ、と思えるようになりました。

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